イメージキャラの「たいようくん」です

 

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2008年10月23日〜28日 タイ(ダムヌンサドゥアック、メークロン、ランシット、バンコク)

ラート(市場)へ行こう!


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3日目 10/25(土)-その3-

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■どうなってるの?運勢最悪の夜

今日も順調にスケジュールをこなせています。

あとはルンピニ公園で行われているスアンルム・ナイトバザールに行き、そこのビアホールで各ビールメーカーのキャンギャルに運んでもらう生ビールで夕食を楽しみ、シーロムに移動して夜のパッポンの歓楽街を社会見学してホテルに戻るというすじがきです。

その前にBTSプロンポン駅に直結しているエンポリアム・デパートでトイレを拝借するためプロンポンで下車します。18時少し前に到着したのでデパートに入らずそのまま待機。国歌の放送を待ちます。分かり難いですが、下の写真の警備員は国歌が終わるまで直立不動で敬礼していました。(手前のお姉ちゃんはケータイしてます。)

国歌放送中

国歌が流れます

動いているのは外人ばかり。警備員は敬礼しています。

エンポリアム・デパートでスッキリして、BTSプロンポン駅から地下鉄乗換駅のBTSアソーク駅へ移動します。案内に従って地下鉄スクンビット駅へ向かいます。

洪水対策か道路より1mくらい高くなった地下鉄(以下MRT)の入り口にはポリスが立っていて、みんなに倣ってバッグの中身を見せながら通過します。

エスカレータを降り、切符売り場でトークンというICチケットを購入します。自動券売機はタイ語表記ですが、ENGLISHというボタンを押すと英語表記になります。目的地のボタンを押すと料金が表示され、お金を入れるとトークンが出てきます。ちなみにMRTの自動券売機はBTSでは使えないお札が使えました。運営母体が違うんでしょうね。

トークン

MRTの切符はICチップ内臓のコイン風。

トークン

改札はICOCAやSUICAのようにトークンをかざすとゲートが開きます。出るときはトークンを投入口に入れるとゲートが開きます。

さらにエスカレータに乗って地下深く潜ります。ここMRTスクンビット駅は上下線のホームが同じフロアにあります。空調の関係か安全性のためかは分かりませんが、ドアは列車と連動して開閉するようになっています。

二重ドア

二重ドア

地下鉄のドアと連動です。中央の人は幽体離脱中。(嘘)

MRTルンピニ公園駅で下車。ルンピニ公園駅は上下線のホームは文字通り上下のフロアに分かれていました。駅構内の案内に従ってルンピニ公園出口を目指します。

階段を数段上がったり降りたりして18:30頃到着です。

あちゃ〜雨だぁ。それもかなり降ってるし雷まで鳴ってる。取りあえず中に入ってみましょう。

スアンルム・ナイトバザール

トンネルを抜けると、いや、地下鉄を出ると大雨でした。これがケチのつけ始めかも。

スアンルム・ナイトバザール

屋根伝いになるべく濡れないように中に潜入していきます。急に雨が降り出したのか、道路に品物を出していた店や屋台は片付けにてんてこ舞い状態です。

雨が一瞬弱まった時に道を渡ったりしてましたが、だんだんと道が川になって道路の横断も困難になり、アーケード内も雨漏りするくらいの土砂降りで中にいても濡れてしまいそうです。

お腹もすいてきたので速やかに撤退を決めました。MRTルンピニ公園駅まで戻ります。

が、、、駅の入口前が池になってます。現地の方は短パンにサンダルというスタイルなのでじゃぶじゃぶと池の中を横断しています。靴を濡らすか、池の周りを大回りをしてびしょ濡れになるか究極の選択です。一足しか靴がないので後者を選択です。この時は水難の相が出てたのかと思ってましたが、このあと起こる災難に比べればかわいいものでした。

結局滞在時間25分で、びしょ濡れになりながら雨宿りをしただけのスアンルム・ナイトバザールでした。

MRTルンピニ公園駅でもポリスのセキュリティ・チェックを受け、ポリスの「アリガト」のアヤしい日本語に、「サワディ・カップ」とアヤしいタイ語でお返しして、18:55に再度地下鉄に乗ってMRTスクンビット駅に戻ります。さらにBTSアソーク駅からBTSサイアム駅まで移動し、シーロム線に乗り換えてBTS国立競技場駅に向かいます。

BTSサイアム駅まで順調に来て、到着ホームの向かいにシーロム線が停車しています。駆け足で乗り込みましたがなかなか発車しません。おかしいなと思いながらしばらく待ってるとドアが閉まりました。でも動きません。何か変です。

家内に「反対方向に行ったりして」なんて冗談を言ってるうちに出発。ホントに反対方向に行ってやんの。

急発進に急ブレーキと運転も荒っぽくて何かがおかしい。まさかBTSジャックじゃなかろうか?などと考えてるうちにラチャダムリ駅に到着です。左側通行なのになぜか右側のホームに着きました。そのうえドアが開かない。不安です。今のうちに遺書でも書いとこうか?などと考えてるうちにやっとこさドアが開きました。

不安な表情で下車したのは私たちだけではないようです。ドアが閉り人質?を乗せたまましばらくしてBTSは走り去りました。静まりかえったホームに時折タイ語放送のあと英語放送が流れます。でも、何度聞いても”30min Delay”のところしか聴き取れません。らちがあかないので改札まで降りて職員に状況を聞きます。

女性職員を捕まえて「What happened?」と問い合わせます。この女性は英語が苦手なのか、別の女性を呼んできました。ちなみに私も英語は苦手なんですけど。

その女性職員曰く「トラブルがあって単線で往復しているので30分待ってほしい」とのこと。通常サイアム−国立競技場間は2〜3分で着くところが1時間近くロスして20時前にBTS国立競技場駅に到着。

雨に降られ、BTSに弄ばれ、身も心もボロボロの状態でやっとMBKのフードコートに辿り着き、何とか晩ごはんにありつくことができました。でも、前回食べておいしかった同じ店のトム・ヤン・クンが今回はマズかった...。

やっとありついた晩ご飯

やっとありついた晩ご飯

手前カオマンガイとトートのセット、奥トムヤンクン、写真にないけどフローズンヨーグルト。

気を取り直してパッポン、ナナ、アソーク辺りのどこかナイトスポットに繰り出すという手もありましたが、トラブルが続いてるので今日はおとなしくホテルに戻ることにしましょう。

しかし、「二度あることは三度ある」、「三度あることは四度ある」、・・・格言通り受難はまだ続くのでした。

BTS国立競技場駅からサイアム駅へ。スクンビット線に乗り換えて最寄のラチャテウィ駅に無事着きました。やれやれ。

小雨が降ってるなか、とぼとぼとホテルに歩きます。するとホテルの隣りのマッサージ屋の前に小象が歩いています。追い越してホテルの前まで行って見てると象と一緒に歩いてる男が家内にサトウキビを掴ませ、象にやれと言ってるようです。

これは金を取られると思い、餌を返そうとすると受け取りません。

私:「タオライ?」(いくらだ?)

男:「ヌン・ローイ・バーッ」(100B(\300))

私:「マイ・アオ!」(いらん!)

餌を返そうとしても受け取りません。これではラチがあきません。結局40B(\120)差し出すと男は「仕方ない、それでいいよ」といった様子でしたが、象に乗ってる象使いは「安い!」と怒ってたようです。

家内が餌をやると小象はあっという間にたいらげました。ほんの2〜3秒の出来事です。挙句の果てに象にストラップのようなものを鼻から手渡そう(鼻渡そう?)とさせます。

私:「Is this free?」(これはタダか?)

男:「No, 100B.(\300)」

開いた口が塞がりません。よだれ垂れっぱなしです。象はかわいいけど、こんな阿漕な商売の道具にされて可哀相です。きっちりとお断りしました。

それにしても大陸系の方は逞しい。この様子を見ていた大陸系の方はカメラを持ち出し、象をバシャバシャと撮影。象の傍にいた男が写真を撮るなら金を出せ!みたいなことを言って怒鳴ってましたが、大陸系の方は一切無視。「No!」と言ってレンズを遮る男の手をはねのけてパパラッチのように撮りまくってました。もちろん、一銭も、いや、1B(\3)も払いませんでした。

ホテルの前に象

家内が無理矢理エサを持たされて100B(\300)請求されました。阿漕な商売です。

阿漕な商売

夕方から一連の災難にすっかり憔悴しきって21:30過ぎに部屋に辿り着きました。

シャワーを浴び、冷蔵庫から冷えたビールを取り出して窓際に置いたテーブルセットに座って何気なくベッドを見ると・・・、ベッドが壊れてるし。

電話だとうまく伝わないだろうからレセプションまで行って修理の交渉です。

私:「A bed is broken. Come to look.」

レ:「Please wait a little」

どこかに電話をかけると奥からおっちゃんAが登場。一緒に部屋まで行きます。おっちゃんAはマットレスをどかし、金具にはめようとしますがうまくいきません。部屋からどこかに電話をかけると警備のおっちゃんBが登場。

おっちゃんAとBは何やら話し合った後、おっちゃんAがベッドの枠を持ち、おっちゃんBが「ふん、ふん、ふん、ふん、ふん」と気合を入れながらベッドに蹴りを入れます。5発目の蹴りで何とか金具が嵌りました。

ちなみにおっちゃんBはドアを開けっ放しで部屋に入ってきました。そして「ふん!」という気合の入った声とともに”ゴンッ!”(ベッドを蹴った音)という音がドアを開けっ放している廊下にこだましていました。サムランプレイス・ホテル601号室を震源とした震度2強の揺れとともに、得体の知れない奇声と意味不明な雑音を連続して5回観測したのでした。

周辺のお客さんはさぞ迷惑したことと思います。でも、私は何も悪いことはしていませんのであしからず。

壊れたベッド

ベ、ベッドがぁぁぁっ!

速攻フロントに走ります。そしてなんともダイナミックな修理をするのでした。

おっちゃんBは「OK!」と言っておっちゃんAと共に出て行きました。この5連続ふんふんキックで疫病神がどこかに行ってくれるといいんですけどね。それにしても夕方から災難続きでした。疲れた・・・。泥のように眠ります・・・。おやすみ...。


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