１日目　10/23（木）-その1-

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■いざ関空へ

前回の旅のテーマの１つ、”次回のために新規路線開拓”でベイシャトルを使い、その有効性から今回は車で神戸空港アクセスターミナルに向うことにしました。

JRだとひとりあたり往復で\7,500あまり、ベイシャトルだと神戸空港アクセスターミナルまで片道約120kmで、ベイシャトルの往復割引で\2,700、利用者は駐車料金無料なので有料道路を合わせて約\5,000です。金額的なメリットもさることながら、車だと帰りにおみやげで増えた荷物の持ち運び楽になります。もっとも疲れた体で運転しなければならないことと、事故等で最終的に飛行機に乗り遅れる危険性が電車より高いというデメリットはありますけどね。

今回も前回同様、終業後関空へ向います。会社は自宅から約30分関空方向なので、往復で１時間のロスは大きいため出勤は家内に送ってもらい、再度終業後会社まで来てもらって関空へ向います。

会社では大きなトラブルもなく、終業後速やかに着替えて退社。今回ばかりは遅れたらマズいと思ったのか、家内は20分も早く到着してたようです。

運転を代わって国道２号線を東へ走らせます。渋滞もほとんどなく太子バイパスから姫路バイパス、加古川バイパスを抜けて第２神明の明石SAでトイレ休憩です。

第２神明・明石SAでトイレ休憩

ここでサンドイッチとお茶を購入。

雨が降り始めた19時前に京橋ICを降り、道路標識に沿って神戸大橋を渡りポートアイランドへ。ナビを無視して道路標識通り進み、スカイブリッジを渡ってすぐ右折すれば神戸空港アクセスターミナルですが、真っ直ぐ進んでしまって神戸空港へ行ってしまいました。詰めが甘いです。（笑）

神戸空港の駐車場をぐるっと周って19:20に神戸空港アクセスターミナル駐車場へ到着しました。

駐車場に入ろうとすると何と満車のランプが･･･。「え゛〜」って言ってたら係員が飛んできて、「１台だけ空いていますからどうぞ〜。」とゲートを開けてくれました。空いているのは一番遠いところで、第２駐車場とたいして変わらない場所でした。今回も荷物は各々バックパックとショルダーが１つずつだからまぁいっかあ。

ETCカードを財布に入れ、リュックを背負ってターミナルへ向います。往復チケットの購入と駐車券の無料処理を行い、しばし待って20時前に乗船しました。風があって停船してると結構揺れます。乗り物酔いが得意？な家内に早くも暗雲が立ち込めているようです。揺れの少ない真ん中の席に移り、動き出すと少しは揺れがマシになったようで、何とか30分乗り切れたようです。

関西空港アクセスターミナル到着

風があって揺れました。

シャトルバスに乗り、20:40頃関空4Fの国際線出発フロアーに到着。電光掲示板で確認するとチェックインは22:20からで出発時刻が1:25から1:15に変更になっています。前回は到着が22時過ぎだったためお店もほとんど閉まっていて、チェックイン後すぐに出国してしまいましたが、今回は時間があるので空港を少し探検してみましょう。

でも、その前に腹ごしらえ。3階に降りてぐるりとフロアを一周します。ラーメン、お好み焼き、お寿司等々の品定めをして、反対側の雑貨やお土産コーナーを探索です。真っ赤なユニフォームのチャイナア・エアのCAたちは化粧品コーナーで、紺色のユニフォーム（エアライン不明）のCAたちはお土産もの屋で買い物をしていたりとさすがに国際色豊かです。

さて、悩んだ末に選んだのはうどんの杵屋。季節の天丼定食のミニ天丼は大きな舞茸とエビの天ぷらが乗っていて、ボリュームもあって美味しかったです。肝心のうどんの方は出汁が塩辛かったかな。出汁に関しては家内も同意見でした。

杵屋で夕食

私は季節の天丼定食、家内はぶっかけ月見定食

お腹も満足したことで空港探検の続きです。

営業時間が21時までの店が多いのか、先ほどまで賑わっていたのにどんどん閉店していきます。2階は国内線の発着フロアなので軽くスルーして1階へ移動です。

う〜ん、何もない･･･。

2階へ戻って今度は関西空港駅へ。当然のことながら何もない。

諦めて4階の国際線出発フロアへ戻ります。

チェックイン開始まで20分あるのにすでに列ができています。私たちは座席指定しているし、出国審査が混んでるとも思えないけど何で並ぶんでしょう？家内は空いてるベンチに腰かけ、私は4階をうろちょろと探索に出かけます。

大きな宮里藍ちゃんを見つけたり、案内掲示板が日本語→英語→韓国語→中国語と変わってるのを見たり、それでも時間はあまり進みません。仕方ない、家内のいるベンチに戻りましょう。

ベンチに戻ると向かいのベンチに両親と小さな女の子の家族がいました。ここで今回のミッションのひとつ、大阪のおばちゃんからヒントを得たアメちゃん交流作戦の発動です。お母さんは日本人ですが、お父さんは東南アジア系のようで、先頭バッターとして最適です。 今回のミッション遂行のため、日本代表監督（←誰が決めた？）として吟味に吟味を重ね、そのくせスーパーの特売で即決したミルキー、ペロペロキャンディ、森永キャラメルの三本柱を用意しています。

まずはコンデンスミルクのように濃厚で甘い先発投手のミルキーの登場です。

家内：どうぞ。（アメちゃんを３つ）

女の子：（お母さんの顔を見ながら嬉しそうに受け取る）

お母さん：ありがとうございます。

ミルキーは期待に応える働きをしてくれました。

そうこうしているうちにカウンターがオープンしました。しばらく見ていましたが、どうせすることないので列に並びます。

チェックインに並ぶ

今回も預け入れ荷物なしのバックパッカーは見かけず、私たちだけのようです。ゴルフバッグを持ってるおじさんが多かったかな。

10分ほど並んで順番が来ました。

私：（Eチケットを出して）ここ、ペアシートですよね？

受付嬢：え、違いますよ。

私：予約するときはペアシートになってましたよ。変更とかブロックは出来ないんですか？

嬢：今日はほぼ満席なので、後ろの方になりますがお席を替えましょうか？

私：じゃあお願いします。ところで帰り便も予約の時はペアシートだったのに機材変更で３列シートになってるんですけど。

嬢：空席状況によりますが、ペアシートになるようにリクエストしておきます。

私：お願いします。

本当は到着後すぐに出たかったので前方の席を予約していましたが、仕方ありません。

セキュティもあっさり抜け、すぐさま出国。DFSを覗いたり、無料のインターネットをしてウィングシャトルで北ウィングへ移動、松屋エアポートカフェで最後のビールを飲んでi shot diaryを送ったりして時間を潰しているうちに、

「○△□◎▽さま（←私の名前）、○△□◎さま（←家内の名前）、10番ゲート搭乗カウンターまでお越しください。」

との呼び出しがあり、行ってみると先ほどの受付嬢がいて、

嬢：帰国便の座席変更ができました。こちらがその控えになります。

私：あ、ありがとうございます！

嬢：それでは良いご旅行を。

素早い対応に感謝です。幸先いいなぁとこの時は思っていました･･･。

搭乗開始

受付嬢の言った通りほぼ満席で、当初予約してた席は３列シートでした･･･。

間もなく搭乗開始です。