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2011年3月17日〜22日 タイ(チェンマイ、バンコク)

くチェンマイ、すバンコク


目次|まえがき|1日目2日目(1) (2) (3) (4)3日目(1) (2) (3)4日目(1) (2) (3) (4)5日目(1) (2) (3)6日目おまけ(1) (2) (3)

まえがき


●2010年6月

【いきさつ】

非常事態宣言はタクシン元首相派の反独裁民主戦線(UDD=通称”赤シャツ”)のデモも沈静化し、これから治安も良くなるだろうと予測して、密かに9月〜10月頃に訪タイを画策する。まず旅行費用の大半を占める航空券の値段を調べようとタイ国際航空(以下TG)のホームページを覗いてみると、旅行者が激減しているにもかかわらず”お買い得感”のある航空券が見つからないばかりか、7月発券分から4千円(←うる覚え)ほど値上げするらしい。

例年私の会社のカレンダーは、秋に祝祭日を出勤日にして、代わりに金曜や月曜を休日にする日があるのだが、何故か今年はそれがない。世間に合わせると航空運賃も高くなるため、なかなか納得できる日程が見つからない。会社のカレンダーをめくり、三連休絡みの航空券を調べ、何とか納得できる日程と航空運賃を見つけ出した。

土・日の出発だと2,000円高くなるので、有給休暇を2日使って三連休の前後をそれぞれ休むことにし、3月17日(木)の終業後に関西空港(以下KIX)へ向かい、3月22日(火)に帰国することにした。今年度は有給休暇を2日しか消化していないのだから、文句を言われる筋合いはないはずだ。

残すは家内の了承を得ることだが、飲み過ぎないこと、ちゃんとしたホテルに泊まることを条件に了解を得た。家内との交渉のハードルが低くなってきている気がするが、これはマイペンライ化による交渉力の退化(タイ化)によるものだろう。(座布団一枚!)

サバーイディー・ラオ!の時と同じ9か月近く先のことだが、今回は来年のことなので鬼に笑われてしまうのだろうか。マイペンライ。

【関西空港←→スワンナプーム空港】

往路は3月18日(金)のKIXを00:30発のTG673便、復路は3月21日(月)のスワンナプーム空港(以下BKK)23:00発のTG622便で、値上げ前の6月23日に発券。前回と同様に座席はがらがらで、エコノミーのできるだけ前方で真ん中の島(D,E,F)の通路側のDを指定した。

サバーイディー・ラオ!の時の復路で、初めてデイ・フライトのTG672便を利用したが、この時点ではKIXからの移動手段や、昼便の優位性が分からないので、今回は従来通りのナイト・フライトを選択した。ちなみにこの時点での機材はB747-400で、徐々に消えいくこの機体に乗れる最後のチャンスかもしれないというのも一つの理由だ。座席は足元が広そうな、真ん中のブロック最前列で真ん中の島の45Dを指定した

気になる運賃は土・日出発を外したので、サバーイディー・ラオ!の時と比べて1,300円増で6月23日に発券した。


●2010年8月

【スケジュール変更変更】

8月9日にTGからスケジュール変更のメールが届く。復路のTG622便がBKK発が23:00から23:15へ、KIX着が6:10から6:25に変更されたとのこと。15分くらいは誤差のうちだが、ベイシャトルの始発に間に合わなかもしれない。まぁ、一本遅れるくらいはマイペンライだ。

TG622便は機材もB747-400からB777-200/200ERに変更されたようだ。座席はそのままの45Dになっているが、B777-200/200ERだとかなり後方なので、そのうち変更してもらうことにしよう。

それより新婚旅行以来のジャンボに乗る夢は泡の如く消えた。まぁ、どうしても乗りたかった訳じゃないからヨシとしよう。


●2010年11月

【国内線の予約】

日程はサバーイディー・ラオ!から帰ってから、ゆっくり考えるつもりだったが、何気なくエア・アジアのホームページを見るとキャンペーンをしているではないか。路線によって割引率は異なるが、大半の路線で正規運賃の半額以下になっている。

この時点までは漠然と陸路でナコンラチャシーマ(コラート)に行くか、エア・アジアでバーゲンが出たらチェンマイに行こうかと考えていた。ここで見たが百年目、これはチェンマイに行けという、神のお告げかもしれないと速攻で予約する。エア・アジアはいつキャンペーンが始まり、いつ終わるか分からないからな。

フライトは往路がBKKを10:30発、チェンマイ空港(以下CNX)に11:40着のFD3232便。復路はCNXを15:30発、BKKに16:35着のFD3235便。

往路ではもっと早く乗り継げる便もあるが、早くチェンマイに着いてもホテルにチェックインできないので、チェックインできる時間帯の便にした。復路も街をぶらつく時間と、チェックアウト後にマッサージや食事をする時間があり、バンコクで夕食を取れる時間に着く便を選んだ。

料金は航空券が片道690B(空港利用料100Bと7%のTAXを含む)×2で1,380B、今回も座席指定で優先搭乗できるPick A Seatを利用して片道250B×2(税別)で500B、クレジットカード利用料が140B、Pick A Seatとクレジットカード利用料計640BにValue Added Tax(付加価値税7%)の44.80Bを加えて合計2,064.80B。11月21日から始めた操作は日付が変わった22日になってようやく発券完了。今回も預け入れ荷物なしで保険は未加入だ。

シートは、往路は1Aが指定済みだったので最前列右窓側の1F、復路は最前列左窓側の1Aを指定した。後日のクレジットカードの決済は、円高もあって\5,854だった。我が家とKIX間を電車で往復するよりはるかに安い。


●2010年12月

12月13日に、密かに計画中のミッションのため、家内に依頼してTGのサポートデスクにサバーイディー・ラオ!と今回の予約内容の変更をしてもらう。ついでに復路の機材変更で後方になった座席を、空席確認したうえで、往路と同じ前方の通路側に変更してもらう。


●1月

【ホテルの予約】

サバーイディー・ラオ!から帰り、今回の旅行の準備に本腰を入れたいところだがなかなか進まない。理由はそのうち明らかになると思うが、今までで一番気持ちが入っていない。取りあえずベースとなるホテルだけは決めておこう。

今回はチェンマイ二泊、バンコク一泊だ。昼間は歩き回り、ホテルには寝るために帰るという基本スタイルは変わらない。

・チェンマイのホテル

バンコクはある程度見当がつくので、まずチェンマイのホテルを探すことにする。過去の経験から、立地は行動範囲の中心になりそうなナイトバザールからターペー門周辺。予算はバンコクでの宿泊と併せて10,000円以内で、バーツに換算すると一泊あたり約1,200B。ファシリティやアメニティに拘りはない。元々ゲストハウスでもいいと思っているので、ビジネスホテル並みの設備で十分だ。

この辺りはホテルの激戦区らしく、選択肢はいくつもあったが、最終的にStar Hotel Chiang Mai(以下スターホテル)に絞って代理店を探す。どこも大体1,000〜1,200Bくらいだが、安く提示しているところは高いレートで日本円に換算しての銀行振込だったり、カード決済でも3%程度の手数料を取ったりして、日本円での総支払額は高いものにつくところが多い。

カード決済ができるagoda楽天トラベルが2,900円くらいで、どちらのエージェントにしようか迷っている時にスターホテルのホームページを見ると、Web予約限定で一泊1,000Bで出ているではないか。通常は代理店を通す方が安いのに、直接ホテルに予約した方が安いケースを初めて見た。

ホテルに直接予約の方が、アップグレードされたり、いい部屋に通される可能性が高いので、値段があまり変わらなければ直接予約の方がいい、というのを聞いたことがある。真偽のほどは分からないが、代理店より安いのに厚遇を受けたら願ったり叶ったりではないか。値段的には極僅かだが、安く予約できたので厚遇は期待しないでおこう。

そのくせ『景色がよくて明るい部屋』という、アップグレードを期待している魂胆が見え見えのリクエストを加え、その日(1月9日)のうちに予約すると、すぐにコンファーム・メールが届いた。

・バンコクのホテル

サバーイディー・ラオ!で三回目の宿泊となったThe Key Bangkok(以下ザ・キー)が、楽天トラベルから60日前までの予約という条件付きで、プラチナキー(Jrスイートで40u前後)を1,314Bで出していた。前回より120Bほど高くなったとはいえ、スクンビット界隈ではズバ抜けてコストパフォーマンスが高い。ワンパターンではあるが、条件の60日前より少し早い1月16日にポチっとやってしまった。後日のクレジットカードの決済は、更に円高が進んで\3,625だった。

隣のナナ駅に近い老舗?単に古い?ホテルが3,000円というのにも少し惹かれたが、夜のナナ駅周辺の奇数側の猥雑な雰囲気はどうも好きになれない。BTS、MRT、コンビニ、スーパーが近い立地条件抜群のザ・キーが1,500B以内なら、当分ここがバンコクのベース基地になりそうだ。ライバルの出現はあるのか?

【機材変更】

1月29日にTGから一通のメールが届く。開封してみると、復路のTG622便がB777-200/200ERからB777-300に機材変更されたとの内容。

ハズレ機材のB777-200より、パーソナルTVが付いてるだけマシなのでマイペンライだ。


●2月

【暫定スケジュール】

今回はいつもの順序と異なり、先にタイ国内線の航空券とホテルの予約を取ったため、外堀を固めて中を埋める方式となった。スケジュールを作る上では、行きたい所、見たい所を方向別にグルーピングして当てはめていくだけなので楽だが、チェンマイのことを調べていくうちに、この方式の弱点も見えてきた。

何れにしても滞在期間が短いため、チェンマイの定番観光スポットを詰め込んだに過ぎないが、暫定的に以下のスケジュールに決定。

3月17日(木)

会社 17:00(車)19:30 神戸空港AT 20:00(ベイシャトル)20:31 関西空港AT 20:35(シャトルバス)20:45 KIX

3月18日(金)

KIX 00:30(TG673)05:00 BKK (エアポートリンク等) バンコク市内 (エアポートリンク等) BKK 10:30(FD3232)11:40 CNX = ホテルにチェックイン = ドイ・ステープ = ホテル = ナイトバザール = ホテル(就寝)

3月19日(土)

ホテル08:00頃 = 現地ツアー = 17:00頃 ホテル = ナイトバザール = ホテル(就寝)

3月20日(日)

ホテル = 旧市街観光(ターペー門、チェンマイ門、スワンドーク門、チャンプアック門、ワットチェンマン、ワットプラシン、ワットチェディルアン等)市内観光 = ホテル = CNX 15:30(FD3235)16:35 BKK (エアポートリンク等) ホテルにチェックイン = 夕食・買い物 = ホテル(就寝)

3月21日(月)

ホテル = 観光Part1 = ホテル(チェクアウト) = 観光Part2、マッサージ、夕食 = ホテル (エアポートリンク等)20:00 BKK 23:15(TG622)

3月22日(火)

(TG622)06:25 KIX 07:05(シャトルバス)07:10 関西空港AT 07:15(ベイシャトル)07:46 神戸空港AT (車) 自宅


このスケジュールを作る上で失敗だったのは、CNX→BKKのフライトを3月20日(日)に取ったこと。チェンマイを調べていくうちに、日曜日の午後から夜にかけて開かれるサンデーマーケットが見どころなのだそうだ。

チェンマイではソンテウでドイステープ、自力で城壁とワット(お寺)を回り、現地ツアーで郊外のアクティビティを楽しむ予定だ。本格的なトレッキングも行ってみたいところだが、この日程では難しい。

あとは毎晩開かれるナイトマーケットが楽しみだ。アユタヤやカンチャナブリ、チェンライでもそうだったように、ナイトマーケットは縁日のようで童心に戻ってとても楽しい。実はこれが一番楽しみだったりするのだ。

到着日のBKKでの5時間あまりの乗換時間と、実質最終日となる3月21日(月)のバンコクでの行動は特に決めていない。

到着日の5時間余りある乗換時間の行動は、入国→着替え→荷物預け→エア・アジアにチェックインの順に済ませ、出発の1時間前(9:30)までに空港に戻って来なければならないので、ARLでバンコク市内に出て、ダウンタウンの古い街並みかローカル市場の見物、チャオプラヤー川クルーズが無難なところだろうか。

実質の最終日は、疲れがたまっていたらチェックアウト時間までホテルでのんびり過ごして、マッサージ三昧という選択肢もある。市内をぶらぶらしてマッサージで締めるパターンになるだろうが、その時の体調や気分によって臨機応変に決めることにする。


●3月

【出発準備】

いつもなら徐々にテンションが上がって、出発日を指折り数えるようになるのだが、今回はいつものようなワクワク感がなくてどこか気が重い。ひょっとしたタイに飽きてきたのだろうか?

気が重いのはこのことを予知していたのか、出発1週間前の11日に東北地方太平洋沖地震が発生。未曾有の大災害で渡航の是非を含め、考えることが多々あって思いっきりテンションが下がる。

結局パッキングしたのは13日(日)になってから。今回は気持ちが入っていないので忘れ物がありそうだ。パスポートと現金、クレジットカードがあれば何とかなるだろう。もっともこう考えること自体が危険なのだが・・・。

前回はエア・アジアにWebチェックインしたが、特にメリットを感じなかったので今回はせず。実はTGもWebチェックインできるのだが、システムを変更したのだろうか、以前できていた非常口席の指定が最近はできなくなっている。Webチェックインしても、ボーディングパスを受け取るのに長蛇の列に並ばなければならないのは同じなので、Webチェックインするメリットは今はない。

左:ショルダーバッグ 右:バックパック

左:ショルダーバッグ

右:バックパック


バックパックの中身

バックパックの中身

アクアシューズ、着替え、グルーミングケース(薬、ファーストエイド、充電機器等)、他にコンプレッションベルト、Eチケット、バウチャーの予備


ショルダーバッグの中身

ショルダーバッグの中身

文庫本2冊、機内安眠セット(スリッパ、アイマスク、イヤーウィスパー)、ウェットティッシュ、ティッシュ、マスク、パスポート・財布・キャッシュ・カード等、歯磨きセット、筆記用具、MAGライト、デジカメ、歩くバンコク、指差し会話帳、Eチケット、バウチャー、自作のしおり

何はともあれ準備完了。テンションが上がらなくても向うで楽しいことがあるかもしれない。とにかく出かけよう。


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