イメージキャラの「たいようくん」です

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2010年12月17日〜21日 ラオス(ビエンチャン)、タイ(バンコク)

バーイディー・ラオ!


目次|まえがき|1日目2日目(1) (2) (3) (4)3日目(1) (2) (3) (4)4日目(1) (2) (3)5日目おまけ(1) (2) (3)

まえがき


●3月

【いきさつ】

それは家内接タイ旅行から帰ってからのこと。タイ国際航空(以下TG)のホームページに、4月1日発券分から日本−タイ間の燃油サーチャージが片道$30から$48に値上げが発表されていた。

そんなことは別に大した理由にはならないが、時期をチェンライひとり旅と同様に誕生日休暇を絡めて12月17日〜21日で、とりあえず家内に交渉してみたところ、接タイの効果は絶大で、上気している家内からあっさりOKの返事を得ることができた。また接タイを要求されるかもしれないけど、先のことは考えないことにしよう。マイペンライ・・・。

兎にも角にも、9か月近く先のこととはいえ、年内のことなので鬼に笑われることなく二度目のひとり旅が決まった。

【関西空港←→スワンナプーム空港】

航空会社はいつも通りTGで、往路は12月18日(土)の関西空港(KIX)00:30発のTG673便、復路は12月21日(火)のスワンナプーム空港(BKK)11:00発のTG672便で、燃油サーチャージ値上げ前の3月28日に発券。当然ながらこの時点で座席はがらがらで、エコノミーのできるだけ前方で真ん中の島(D,E,F)の通路側のDを指定。

TGは毎日3便あった関空−バンコク間のうち、マニラ経由便を3月末で廃止。それに合わせてスケジュールが変更され、従来復路の直行便は深夜便のみだったのが、そのうちの1便がBKK 11:00 → 18:30 KIXと昼便に変更された。TGのことだから再度スケジュール変更があるかもしれないけど、今回は復路に初めて昼便を取ってみた。

時間はたっぷりあるので、メインの行き先はゆっくり検討することにしよう。


●8月

【暫定スケジュール】

仕事の方は、前年から引き続き大きなプロジェクトが目白押しで忙しい。オフタイムは行き先やスケジュールのシュミレーションを行ってストレス発散を行う。

まずいくつかの候補の中から、チェンマイとラオスのビエンチャンを最終候補に絞り込む。最後の桃源郷と言われるラオス。その首都ビエンチャンは世界一静かな首都と形容され、しかも1日あれば主たる観光地が制覇できるという、弾丸トラベラーにうってつけの場所だ。

最終的にチェンライひとり旅でラオス領に行きながら、パスポートにその痕跡がないこと、メコン川に沈む夕日を眺めながら飲むビア・ラオ(ラオスの国産ビール)が美味しいという、単純明快な理由で今回はビエンチャンに決定。

毎回ケチくさく、行きたい所ややりたいことを詰め込んで過密スケジュールにしてしまうが、行き先が決まれば今までと同様に行きたいところ、見たいものをどんどん詰め込んでいく。これは性分だから、盆と正月がいっぺんに来たくらいでは直らないだろうな。まぁ、時間に余裕がなければその時に優先順位の低い方を端折ればいいか。

ということで、練りに練ったスケジュールは、暫定的に以下に決定。

12月17日(金)

最寄のJR駅 18:18(山陽本線)19:26 JR姫路 19:27(新快速)20:28 JR大阪 20:33(関空快速)21:42 関西空港

12月18日(土)

関西空港 00:30(TG673)05:00 スワンナプーム空港 07:25(FD3360)8:25 ウドンダーニ空港 (リムジン) タイ・ラオス友好橋 (バス) ブッダ・パーク (バス) ホテルにチェックイン = ビエンチャン市内観光(1) = メコン河畔で夕日を眺めながらビア・ラオを飲む = ホテル

12月19日(日)

ホテル = ビエンチャン市内観光(2) = タラート・サオ (バス) タイ・ラオス友好橋 <時間があったら ワット・サケート> (バス等) ウドンダーニ空港 17:4018:35(FD3365)18:4019:35 スワンナプーム空港 (エアポートリンク等) ホテルにチェックイン = 夕食(夜食?) = ホテル

12月20日(月)

ホテル = 市内観光 = ショッピング = ホテル = マッサージ = 夕食 = ホテル

12月21日(火)

ホテル = スワンナプーム空港 11:00(TG672)18:10 関西空港 (シャトルバス) 関西空港海上AT (ベイシャトル) 神戸空港海上AT (シャトルバス) 神戸空港 (ポートライナー) 三ノ宮 (JR山陽本線) 自宅最寄駅 (関空リムジン) 山陽ICバスターミナル (車) 自宅


●9月

【国内線の予約】

スワンナプーム空港(BKK)−ウドンターニ空港(UTH)間は、東南アジアを中心に路線を拡大しているロー・コスト・キャリア(LCC)のエア・アジアで予約。

当初は往路はエアで、復路は国境の町・ノンカイから寝台列車でバンコクへ戻るつもりだったけど、心配性の家内から寝台列車はセキュリティの問題があるからと反対され、加えて60日前から予約できるタイ国鉄のWebが突如停止されたため、現地で予約するリスクを回避して往復ともエアを使うことにした。

スワンナプーム空港からビエンチャンのワッタイ空港へはTGの他、ラオ航空の直行便もあるけど、到着時間があまり変わらないので、今回は敢えてエア・アジアでラオス国境に近いウドンターニまでの国内線で飛び、陸路で国境越えすることにした。もちろん可愛いCAが多いという評判安いというのが一番の理由だけど、陸路での国境越えと、レシートのような搭乗券、飲み物や食事が有料、機内販売等、話題のLCCがどんなものかを体験したいからということにしておこう。

航空券は9月5日にWebから予約。というか、Webからしか予約できない。ちなみに予約後2週間ほど経った9月21日に、羽田−クアラルンプール間の就航がエア・アジアから発表され、TV等で話題になった。同時に日本語のホームページも追加されたが、残念ながら予約はその前だったので、英語サイトからそれなりに苦労しながらの予約だった。

料金は航空券が1,331B(片道)×2、空港利用料はBKKが100BでUTHが50B、250B払うと優先搭乗&座席指定ができるので、往復ともそれを追加して250B×2=500B(座席は往復とも最前列窓側の1A)、クレジットカード利用料が100B、税別合計3,412BにValue Added Tax(付加価値税7%)の238.84Bを加えて合計3,650.84B。預け入れ荷物があると、料金は更にプラスされるが、今回はキャリー・オンのみなのでプラスはなし。更に予約している途中に、保険や機内食・飲み物などの勧誘もある。

後日のクレジットカードの決済は\10,049だった。値段的にはTGのBKK経由でもさほど変わらなかったかもしれないが、TGだとトランジットに2時間余分にかかるのでヨシとしよう。

【バンコクのホテルの予約】

今回はビエンチャンで一泊、バンコクで二泊。基本的に昼間は歩き回り、ホテルには寝るためだけに帰るので、ゲストハウスで十分だけど、心配性の家内の不安を少しでもやわらげるのと、事前予約が難しいゲストハウスでは現地で宿探しをしなければならず、その時間が惜しいため、一泊\5,000以内で予約できるホテルを探す。

渋滞の酷いバンコクでは、何といってもスカイトレインと言われるBTSの駅近が便利。ショッピング、マッサージがメインになるので、アソークとプロンポンで泊まったことがないホテルをそれぞれ一軒ずつ候補にしていたところ、楽天トラベルちょっとタイまで行ってきま〜す歩けポストマンで利用したThe Key Bangkokが早期予約でラックレートの40%オフというプロモーションを出した。

このホテルには3つのグレードの部屋があり、一番下のグレードのゴールドキー(スタンダードで30u前後)が1,680B×60%=1,009Bと格安だけど、ゴールドキー19室のうち8室が窓なし部屋ということで、200B弱の差しかない1,990B×60%=1,194Bの真ん中のグレードのプラチナキー(Jrスイートで40u前後)に決め、エア・アジアと同じ日(9月5日)に予約完了。予約が早過ぎるように思うけど、楽天トラベルは予約状況が好調なら値上げするんだよな。

案の定、観光客が戻って予約状況が良くなったのか、10月になるとこのプロモーションは廃止され、一番グレードの下の部屋が1,490Bからになっていた。その後このキャンペーンが再度復活した時には、年内の予約はクローズされていた。

ちなみにクレジットカードの決済は円高の恩恵を受け、二泊分で\6,590だった。(ヤスッ!) 東京だと狭いビジネスホテル一泊分かな・・・。(タカッ!)


●10月

エア・アジアからFD3365のスケジュール変更のSMSが届く。UTH17:40発→18:35発、BKK18:40着→19:35着になったらしい。基本的にデイレイが多い航空会社だから、下手するとホテルのチェックインは深夜になるかも。まっ、先のことはマイペンライ・・・。


●11月

【ビエンチャンのホテルの予約】

仕事の方ではプロジェクトの進行がやや遅れ気味。11月は初旬と下旬に出張のため、その間隙をぬって唯一手配が残っていたビエンチャンのホテルの予約を行う。

ビエンチャンはナンプー(噴水)広場あたりが便利らしいが、ビエンチャンのホテルはバンコクに比べて極端に情報や予約サイトが少なく、その中で取り扱い量の多そうな予約サイトのagodaから、マリーナンプーGHニュー・ラオ・パリ・ホテルファミリーホテルの3つに絞る。

この中から、ナンプー広場から少し離れてるが、新しいことと口コミの評価が最も良かったファミリーホテルに決定。

口コミによると、このホテルもグレードの低い部屋は、狭いうえに窓なしの部屋に当たることが多いようなので、真ん中くらいのグレードのキングベッドルームを選択。部屋代はJPY2,623.87で、サービスチャージ、Taxを含んだ支払額はJPY3,270。ホテル代は、バンコクとあわせて三泊で約1万円で済んだ。

拙い英語で、エレベーターがないらしいので低層階、禁煙室、明るい部屋のリクエストを加え、11月10日に予約を完了した。


●12月

【出発準備】

11月中旬から出張、会計士の監査、会議、忘年会等でなかなか準備ができなかったが、出発一週間前にようやくパッキングを行う。元々持っていくものも少ないが、スワンナプーム空港では乗り替えがあるので、素早く入国して、この時間激混みらしいエア・アジアのチェックインをしなければならない。荷物は預けず、すべてを機内持込みに収めようとすると、それなりのパッキングが必要となってくる。

で、今回の荷物は下の写真の通り。航空会社によって多少の違いはあるかもしれないが、TGの機内持込み手荷物は、縦56cm/横45cm/高さ25cm以内でかつ3辺の合計が115cmを超えない7kg以内のもの1個となっている。但し、身の回りの物を入れるハンドバック等は別途OKらしい。

左:ショルダーバッグ 右:バックパック

左:ショルダーバッグ

右:バックパック

ちなみにバックパックの重量は約7kgで、ショルダーバックは約1.5kg。モバイルPCの分だけ重くなったが、今まで調べられたことはないので大丈夫だろう。

バックパックの中身

バックパックの中身

上段左から右に、グルーミングケース(薬、ファーストエイド、充電機器等)、バンコク到着時の着替え、初日の着替え(エンジの袋)、2日目・3日目の着替え

下段左から右に、ノートPCと電源・予備SDカード・ケーブル等、指差し会話帳、歩くバンコク、バンコクバス路線図


ショルダーバッグの中身

ショルダーバッグの中身

上段左から右に、機内安眠セット(スリッパ、アイマスク、イヤーウィスパー)、マスク、ウェットティッシュ三種

下段左から右に、扇子、MAGライト、前回の残りのタイ・バーツ、小銭入れ、財布、BTSのSmart Pass、パスポート、筆記用具

これにデジカメが2台加わる


【出発直前】

12/13

ここでは詳しく述べないが、密かに計画中のミッションのため、家内に依頼してTGのサポートデスクに予約内容の変更を行ってもらう。多少心配もあったがあっさりOKの回答を得る。

12/14

前回の家内接タイ旅行では出発直前にタクシン元首相派の反独裁民主戦線(UDD=通称”赤シャツ”)のデモが始まり、帰国して3週間後には治安部隊と衝突して邦人カメラマンを含む多くの犠牲者が出たが、ずっと続いていた非常事態宣言の解除が、12/14に閣議決定された。またUDDの活動が活発化しなければいいけど・・・。

12/16(前日)

BKK到着後、エア・アジアへの乗り換え時間に多少不安があるため、Webチェックインを行う。

印刷したボーディング・パス

印刷したボーディングパス

これを持ってDocument Counterに行けばいいらしい

これでチェックインカウンターの長い列に並ばなくて良い。あとは印刷したボーディングパスを持って荷物の預け入れのDrop Bag Counterと、ボーディングパスの確認にDocument Counterに行けとあったが、預け入れ荷物はないので、Document Counterに行くだけでいいようだ。Webチェックインの効果は現地で確認することにしよう。

これで準備は万端。では、行ってきます!


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