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			2日目(2) -12月18日(土)- このページに出てくる主な場所のGoogleマップ 
			 
			■珍寺Part1〜ブッダパーク(ワット・シェンクアン)〜 
			【ラオス入国】 
			バスはあっけなくメコン川を渡り切ると、中央にあった線路から離れていく。そして道は左側通行(タイ)から右側通行(ラオス)にクロスし、タイ側を出発して5分後の9:55にラオス側イミグレーションの建物の手前でバスは停車した。 
			バスを降り、入出国カードをもらわなければならないが、3つあるイミグレーションのカウンターにはそれぞれ10人以上並んでいる。これに並んで入出国カードをもらい、記入して再度この列に並ぶのはいかにも効率が悪い。 
			よく見ると、3つあるイミグレーションのカウンターの並びで、本館の両替の奥にも IMMIGRATION  と書かれたカウンターがあり、そこで入出国カードをもらえるようだ。 
			前にはひとり入国審査をしていただけで、「May I have a Immigration Card?」と言って入出国カードを受け取る。 
			
				
				
				
					
					
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					 イミグレーション・カード 
					分からない箇所もあったが適当に記入 
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			一度両替の前まで戻り、記入する机を探すが見当たらない。仕方ないので、両替のカウンターで入出国カードを記入する。お客は誰もいないのでいいだろう。 
			タイの入出国カードと同じようなものだろうと高をくくっていたが、内容は若干異なる。分からないところは適当に記入したり、空白のままにしておいた。 
			入出国カードを記入するのに両替のカウンターを使ったので、1,000Bほど両替しようと窓口で「Exchange Please.」と1,000B札とパスポートを差し出すが、イミグレーションの方へ行けと両替を拒否される。入国してからじゃないと両替できないのか? 
			よく分からないまま、10人以上並んでいる3つのイミグレーションのカウンターに並ぼうとする。はっ!さっき入出国カードをもらったカウンターにも IMMIGRATION と書かれていたではないか。見てみると誰も並んでいない。こっそり列を離れ、先ほどのカウンターに行き、「サバイディー」と言ってパスポートと入出国カードを差し出す。 
			女性(おばちゃん)職員も「サバイディ〜」と言ってパスポートを受け取り、カタカタと処理をしてパスポートに入国印、滞在期限のハンコをポンポンと押してあっさり入国完了。適当に記入した出入国カードはほとんど見ていないようだ。 
			穴場のイミグレーション・カウンターを見つけたが、また来ることがあるのだろうか? 
			
				
				
				
					
					
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					 ラオス側友好橋 
					入国すると写真の左下から出て来る。出国は建物の右側から 
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			イミグレを抜けると何か小屋があったが、何も言われないので通り過ぎて出口に向かうと制止され、あそこの小屋へ行けと言われる。その小屋へ戻ると40B請求された。どうやら入国税のようで、40B払ってチケットを受け取り、再度出口でチケットを渡して外に出る。 
			ここも出口で40B徴収すればいいだけじゃんか!お役所仕事だ・・・。 
			何はともあれ15分かかって10:10に無事ラオス入国を果たした。 
			
				
				
				
					
					
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					 ビア・ラオ1本目 
					上の写真の左下にある店で購入。この店の前から#14のバスが発着する 
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			出口から出るとトゥクトゥクや白タクの勧誘が凄い。ファラン(欧米の白人)から、ビエンチャンまでシェアしないかと持ちかけられたが、これからブッダ・パークへ行くからと丁重にお断りした。 
			とは言ったものの、ビエンチャン−友好橋−ブッダパークを通る#14バスの乗り場が分からない。最悪トゥクトゥクをチャーターすればいいかと、イミグレを出た先にある店でビアラオを買い、ラオス入国記念にこの日二度目のひとり乾杯を行う。 
			【ブッダパークへの道のり】 
			ビールを呑んでるとフロントに14を掲げたバスが来て店先に停車した。ブッダパークへ行くか聞くと、どうやらビエンチャンに戻るようだ。運転手と乗客のおばちゃんがしきりに何か言っているが、ラオ語なのでさっぱり分からない。 
			後ろを指さすので、向こうに乗り場があるのかと、そちらに行く格好をすると、違う、違うというジェスチャーで、今度はここ、ここと指さす。どうやら次にここに来るバスに乗れということらしい。 
			ラオ語は分からないので、「コップン・チャイ」(ワイ)とお礼を言う。 
			注)コーブ・チャイが正解らしい 
			
				
				
				
					
					
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					 #14のバス 
					ビアラオを呑みながら待つ 
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			ビエンチャン行きのバスは客待ちなのか、まだ停車している。ビールを飲みながら待ってると、ビエンチャン行きのバスの運転手と乗客のおばちゃんが、「あれだ、あれに乗れ」とやって来るバスを指さす。 
			分かった分かったとうなずき、バスが店の前にやってくると、ビエンチャン行きのバスは出発した。まさか私に教えるために待ってたわけじゃないと思うけど、ラオス人の好感度は最高評価だ。 
			停車したバスから、ラオスを出国するのか数人のファランが大きな荷物と共に下りていった。いったい何が入ってるんだろう?その中にあって手ぶらのファランの夫婦の夫の方が、運転手や乗客に何やら話しかけるが通じていない様子で、バスに乗ったり下りたり、右往左往している。(理由は後述) 
			一応運転手に、ブッダパークに行くか尋ねると頷くので、どうやら大丈夫らしい。ついでに着いたら教えてくれと英語で頼んでみたが、何やら分かっていない様子。ここでも乗客のおばちゃんに「ё♂ф※£Жг♀仝§я★」とラオ語で何やら言われる。 
			分からん・・・。まぁ、何とかなるか。マイペンライ。 
			
				
				
				
					
					
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					 悪路を進む 
					とにかく凸凹道でスピードが出せない 
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			バスは10:25頃友好橋を出発。友好橋の下をくぐり、しばらく行くと舗装されていない道になる。凸凹道で穴を避けながら行くのでスピードが出せない。また砂塵もすごい。 
			周りの男の子にキャンディをあげたりしていると、前述のファラン・夫が私の席に近付いてきた。 
			夫:ちょっと聞いてもいいかなぁ。このバスはブッダパークに行くの? 
			私:うん、行くよ 
			夫:降りる場所が分かんないんだけど、着いたら教えてくれる? 
			私:私も初めてだけど、たぶん誰か教えてくれるよ 
			夫:そうか、ありがとう 
			実際はこんなにスムースな会話じゃなかったけど、言いたいことは想像付くので、意味は通じていただろう。 
			
				
				
				
					
					
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					 ブッダパーク到着 
					右下が不安そうだったファラン・夫 
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			バスは友好橋からおよそ15分かかり、10:40頃ブッダパークに到着。 
			スピードが出ていないので上の写真の看板が見えたし、乗客のおばちゃんも直前に「ё♂ф※£Жг♀仝§я★」と教えてくれる。運転手もバスを停めてこっちを見ながら何か言ってたので、間違えることはないだろう。 
			一応ファラン・夫にも着いたことを伝える。料金が分からないので運転手に20B札と50B札を提示すると、運転手は20B札を抜き取った。正直者の運転手に、金の100B札と銀の50B札をあげようかと思ったが、私は森の泉の精ではないのでやめておいた。 
			バスを降りるとバスは発車。キャンディをあげたちょっとツッパった感じの男の子がこっちを見てたので手を振ると、ニコっと笑って大きく手を振り返してくれた。いいなぁ、こういうの。ラオス人の印象度、依然高値安定中。 
			 
			 ブッダパーク(ワット・シェンクアン)  
			↓ここのコメントは難しいので、フォトアルバムを見てもらいたい↓ 
				
			 
			【ビエンチャンへ】 
			滞在時間は約30分と短かったが、芸術的センスの欠片もない私は、長時間ここにいると頭が変になりそうなので、二度見はしないでブッダパークを出る。 
			門を出るとバスがクラクションを鳴らし、私に乗る意思を確認しているので、私も手を挙げ、乗る意思を伝える。 
			道路を渡り、バスに乗り込むとすぐに発車。ここまで予想以上に順調に進んでいる。墜落!の瞬間の本に惑わされず来てよかった。 
			
				
				
				
					
					
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					 #14のバス-2-
					 車掌体験をする  | 
					 
					 
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			バスは11:10に発車。この運転手は商売熱心で、人がいるところではクラクションを鳴らして乗る意思を確認し、お客が乗る意思を示すと通り過ぎてもバックして客を拾う。 
			私はドアの後ろの席に座っていたのだが、凸凹道でドアは開いたり閉ったりする。客が乗る時、閉まった状態だと外から開かないのか、いつしか私がドアを開ける係になった。子どもの頃なりたかった職業に車掌はランクインしていなかったが、この年でリアルに車掌ごっこができるとは思わなかった。 
			リアル車掌ごっこのついでに、写真のカワイコちゃんに切符の替わりにキャンディをあげる。カッコいい日本人が珍しいのか、時々こちらをチラ見して目が合うとニコっと微笑む。ラオス人、かなり好印象。ちなみにカワイコちゃんとは、アマガエルのようなジャンバーを着たおばちゃんではない。 
			
				
				
				
					
					
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					 ディズニー仕様のZ 
					ローダウン使用でこのガタガタ道を走れるのか? 
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			友好橋手前で舗装路になり、イミグレ前のビアラオを買った食堂の脇で停車。商売熱心な運転手はしばらく客待ちをし、客が集まったところで出発。 
			友好橋を発車すると完全舗装で道も広く、車窓からのどかな田園風景の中、牛や山羊が草を食んでいる姿を眺める。 
			窓は開け放しでスピードも結構出すから肌寒い。羽織るものがあった方がよかったかな。 
			しばらくするとワット・シームアンが見えたのでビエンチャン市街地に入ってきたようだ。 
			さすがに景色は変わったが、それでも高い建物がないのでとても一国の首都とは思えない。 
			
				
				
				
					
					
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					 タラートサオ・バスターミナル 
					おんぼろバスが並ぶ 
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			ブッダパークから1時間近くかかって12:06にビエンチャンの中心部、タラートサオ・バスターミナルに到着。 
			バスから降りると、ここでもトゥクトゥクの客引きが凄い。でも、ノー・サンキューというとあっけなく引き下がる。バスターミナルを歩いていると控えめな客引きが声をかけてくるが、ノー・サンキューと言うとこちらもあっさり引き下がる。ウザくなくていいけど、商売気がなくて逆に心配になる。 
			
				
				
				
					
					
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					 国際バスのチケット売り場 
					この窓口はノンカーイ行きで、当日分のみ販売。要パスポート 
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			明日のウドンターニの空港まで行く方法を決めてなかったので、メモ代わりにウドンターニ行きとノンカーイ行きの国際バスの時刻表を撮影しておいた。この時点では何気なく撮ったものだが、翌朝この写真が役に立つとは思わなかった。 
			【Family Hotelへ】     
			予想以上に順調にスケジュールをこなせている。ひとまずホテルにチェックインして荷物を置き、身軽になることにしよう。 
				
				
				
				
					
					
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					 民族衣装のシンをまとった女性 
					お昼休みかな? 
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			タラートサオ・バスターミナルを出ると西向いに大きなタラートサオ・ショッピングセンターがあり、その南側の道を挟んだ更地では、シートの上にショウガや木の実みたいなものを売ってたり、トランプ占いみたいなことをしている。 
			更に西に歩くとバラックの商店があったり、苔むした塔のタートダムがある。そこを過ぎて次の角のシティ・イン・ホテルを左折すると、予約しているFamily Hotelだ。                  
			前を歩いていた民族衣装のシンをまとった女性がいたので、思わずパチリ。タラートサオの向いにもシンを着た女性はたくさんいたが、残念ながら上の写真の女性たちのお母さんくらいの年齢なので撮影は控えた。というより、撮影することすら思い浮かばなかった。 
			
				
				
				
					
					
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					 ホテルストリート 
					この通りはホテルが並んでいる 
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			タラートサオから10分弱でFamily Hotelに到着。                  
			上の写真に写っているのは、右が宿泊するFamily Hotelで、左のホテルは一番館と書かれていた。この通りの200mほどの1ブロックで6〜7軒くらいホテルがあり、次のブロックからナンプー(噴水)広場まではゲストハウスが集中している。                  
			Family Hotelは階段を上がった2階にレセプションがある。着いたのは12:20で、レセプションの女の子にチェックインできるか尋ねと、まだ部屋の準備ができていないそうで、20分待ってくれという。                 
			荷物を預かるから、食事に行ったらどうかと提案される。お薦めの店を聞くと、ホテルを左に出て、最初の交差点を渡った右側の二軒目だそうだ。よし、行ってみよう。 
			 
				
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