イメージキャラの「たいようくん」です

 

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2009年3月26日〜29日 タイ(バンコク、ムアン・ボーラーン)

ょっとタイまで行ってきま〜す


目次まえがき1日目(1) (2)2日目(1) (2)3日目(1) (2) (3)4日目おまけ

日目 3/28(土)-その2-

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■チャオプラヤー・ボートに乗って

13時過ぎにホテルに戻り、更に追加で荷物を預かってもらいます。

時間的にあまり遠くにいけないので、当初の予定通りチャオプラヤー・ボートに乗ってワット・アルンやワット・ポーを見物。夕食後ホテルで荷物をピックアップしてタクシーで空港へ向かうことにします。

19時頃戻ってくることを告げてホテルを再出発。ホテルのレセプションで教えてもらったロビンソンデパートの地下の郵便局でエアメールを出してBTSアソーク駅からBTSサイアム駅でシーロム線に乗り換えてBTSサパーンタクシン駅に向かいます。ちなみにエアメールは6日後の4月3日に到着しました。

サトゥーン船着場

サトゥーン船着場

BTSサパーンタクシンから徒歩3分です

携帯しながら操船中

携帯しながら操船中

前方の席は水しぶきが飛んでくる

サトゥーン船着場に到着するとすぐにオレンジ色の旗を掲げたチャオプラヤー・エクスプレス・ボートが入ってきました。左側の前方の席に座りましたが、水しぶきは飛んでくるし、陽があたって暑いしで結局右舷後方の立ち席に移動しました。

ちなみに携帯しながら操船している写真は座っているときに撮ったものです。マイペンライなんだろうけどさ。

舫い取りのお兄ちゃん

舫い取りのお兄ちゃん

合図の笛の音が楽しい

ターティアン船着場

ターティアン船着場

この写真はワット・アルンへの渡し舟の発着場です

右舷後方に移動して川面の風を受けながら景色を眺めるのはいいものです。リバーサイドの高級ホテルと生活臭ぷんぷんの水上住宅、出航の準備をする豪華クルーズ船と喫水ぎりぎりまで積み込んだ貨物船、そのアンバランスさが妙に馴染む街のような気がします。

そしてもうひとつおもしろいのが左の写真の舫い取りのお兄ちゃんが合図する笛の音です。文章で表現するのは難しいけど、ある意味芸術的にすら感じます。音楽的には騒音でしかないでしょうけどね。

たった13B(\39)の楽しいクルーズの最初の目的地、ターティアンに到着です。

ワット・アルン

ワット・アルン

ベストポイントの渡し舟から撮影

真下から撮影

真下から撮影

こんな感じになります

ターティアンでチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを降りると右手にワット・アルンへの渡し舟乗り場があります。3B(\9)払って渡し舟に乗り込むとすぐに出航しました。

ワット・アルンの写真をを撮るのはこの渡し舟からがベストポイントらしく、渡りきると右の写真のようにかなり見上げることになります。入場料はひとり50B(\150)で、前にいたタンクトップ姿のファラン女性は服装チェックに引っかかって無料?レンタルの上着を着るように注意されていました。

ワット・アルンを日本語に直すと「ワット=寺」、「アルン=暁」ということで、朝日に照らされた姿が美しいそうです。また、三島由紀夫の長篇小説「豊饒の海」の第三巻にワット・アルンを舞台とした「暁の寺」が書かれているそうです。いずれ読んでみたいものです。

表面のモザイク

表面のモザイク

陶器の破片で覆われています(驚!)

塔を支える猿神たち

塔を支える猿神たち

力入ってます

ワット・アルンは二段目まで登ることができ、対岸のワット・プラケオ(王宮)やワット・ポーなどが展望できます。ただ、階段が急で段差はランダムになっていて、特に上段は梯子のような勾配になっています。

”暁の寺”と言われる所以は、この塔全体の表面を左の写真のように陶器の破片のモザイクで覆われているため、朝日が反射してキラキラ光るからなんでしょうね。

また、右の写真のように猿神たちが建物を支えている姿はなかなか愛嬌があります。ひとつひとつ表情が異なっているんですよね。これからもがんばって支え続けてください。(笑)

説法を聞くカップル

説法を聞くカップル

結婚の相談でしょうか?

シャム猫?じゃないよね

シャム猫?じゃないよね

慣れているのか面倒なのか逃げません

境内の一角では左の写真のように若い僧侶がこれまた若いカップルに何やら説法をしていました。このカップルは写真左下の半透明の黄色のバケツを寄進していて、写真上よりの中央から右にかけて同じようなバケツがおいてあるので、どこかで寄進セットを売っているんでしょうね。

ワット・アルンを出ると猫がいました。君はシャム猫? 近付いても人に慣れているのか、それとも面倒なのか逃げません。おそらく後者でしょうけど。ちなみに近くに犬がいても逃げるどころか警戒する様子もなく、犬もまた然りです。

ワット・ポーの大寝釈迦仏

ワット・ポーの大寝釈迦仏

全長49メートル、高さ12メートルあります

天井に刺さってます

天井に刺さってます

うまく撮れないのが残念です

ワット・アルンから渡し舟でターティアンに戻り、船着場を出てそのまままっすぐスルメの露天商や屋台の間を歩いていくと右手にワット・ポーが見えてきました。このあたりは詐欺師がうじゃうじゃいるそうですが、声をかけてきても「No thank you.」で通り過ぎるとあっさり引き下がります。何だか寂しいぞ!

ひとり50B(\150)払って中に入り、指定された場所で靴を脱いで大寝釈迦仏を拝見です。第一印象はとにかくでかい。そして眩いばかりの金ピカ。

後日談ですが、帰国後写真を見るとガイドブックのように写真が綺麗に撮れてなかったことを嘆きつつ、右の写真のようにガイドブックにない頭の角?が天井に刺さっているレアな写真を撮っていたことを喜び、帰ってからも一喜一憂するなど一粒(旅)で二度おいしい(おかしい)のが旅の醍醐味かもしれません。(私だけ?)

お賽銭

お賽銭

108個の賽銭入れに入れていきます

お釈迦さまの後頭部

お釈迦さまの後頭部

髪がトグロってます(禁句?)

ワット・ポー名物のお賽銭入れをしましょう。20B払って左の写真のお賽銭を買い?108個のお賽銭入れに一枚ずつコインを入れていってちょうど終わるといいことがあるというもの。日本代表の挑戦者はユメです。さっそく始めましょう。

チャリン、チャリン、チャリン、---中略---、チャリン、チャリン、チャリン、結局4枚余ったそうです。普通の人より煩悩が4つ多いということでしょうか。ちなみに最後のお賽銭入れだけ異様に多くのコインが入っていたことを付け加えておきます。(笑)

本来は本堂や礼拝堂、マッサージ場等、じっくり見るのが筋でしょうが、先に進みます。お隣の定番の観光コース、ワット・プラケオ(王宮)も次回に取っておきます。

プラアティット船着場

プラアティット船着場

カオサンへの入り口の船着場

カオサン通り

カオサン通り

ファランがいっぱい

ワット・ポーから歩いてターティアン船着場に戻り、再びチャオプラヤー・エクスプレス・ボートで北上します。目指すは去年の1月にも行ったプラアティット船着場です。

プラアティット船着場に着き、前回同様にお寺の中の抜け道を通ってカオサン通りに辿り着きました。特に目的があるわけじゃなく、前に来たときに何となく楽しかったのと、ファランがいっぱいでタイらしくないところが面白いかなと。

3mくらい前を歩くファランのカップルにはしきりに呼び込みやセールスの声がかかるのに、私たちには全然声がかかりません。煩わしくなくていいけど何か寂しいなぁ。

民主記念塔

民主記念塔

 

バンファー橋

バンファー橋

トゥクトゥクの集会場?

カオサン通りの出口付近のフルーツ屋台で買ったパイナップルとソム・ナーム屋台でかったオレンジジュースを食べたり飲んだりしながらゆっくり歩きます。

ゆっくり歩いているのに、前に来たときより早く民主記念塔に到着したような気がします。そしてバンファー橋を渡ったところのトゥクトゥクがたくさん停まっているのも前来た時と同じ。階段を降りた船着場にはすでにボートが待っています。

階段を降りていくと「早く乗れ」と言わんばかりに乗務員が乗船を促します。ユメを乗せて私も乗り込むとすぐさまエンジンをかけて出航しました。どうやら私たちを待っていたようです。そんなことは思いもせずつい感傷に浸ってました・・・、スイマセン。

セーンセーブ運河ボート

セーンセーブ運河ボート

鉄橋の下をくぐります

アンビリーバボー

アンビリーバボー

おっちゃん、病気になるで!

ボートはオンアーン運河と合流する場所でUターンをして東に進みます。あいにく満席で私たちのほかにも立っている人がちらほらいます。ただ私たちのいる場所はエンジンのすぐ横で、手摺り代わりに持っている場所が熱いのが難点です。

ボートは時には徐行、時には全開で進みます。ドブの臭いがする水しぶきも飛んできます。コレラ菌も住めなさそうな水の中を泳いでるおっちゃんがいます。パフォーマンス?ただの酔狂な人?病気にならないことを祈ります・・・。

すれ違い

すれ違い

手を振ってくれました

プラトゥナム船着場

プラトゥナム船着場

さらに東に行くにはここで乗り換えます

プラトゥナム方面からボートがやってきたのでカメラを構えると乗務員が手を振ってくれました。笑顔で通り過ぎていきましたが、ひょっとしたら「撮るな」と手を振ってたのかもしれませんね。(笑)。

このデンジャラスなクルーズも15分ほどで終点のプラトゥナム船着場に到着です。ここで乗り換えればさらに東に進むことができます。またいつか乗りに来ることにしましょう。

パインシェイク

パインシェイク

満タン口までいっぱい入れてくれました

生ビア・シン

生ビア・シン

ジョッキ冷えてないし入れ方も下手・・・

前回行ったバンコクで一番美味しいカオマンガイのガイトゥーン・プラトゥナム(ピンクのカオマンガイ)の夕方の開店は17時なので微妙に時間があります。とりあえずBig-Cに行くことにしましょう。

4階のフードコートに上がってユメはパインシェイク、私は生のビア・シンをオーダー。パインシェイクは満タン口までいっぱい入って25B(\75)、美味しかったけどフルーツ屋台で食べる方が美味しかったそうです。ビールは65B(\195)と高めなのにジョッキが冷えてないし、注ぎ方も下手でせっかくの生ビールが写真の通りおいしそうにありません。それでも飲み干したのは言うまでもありませんけどね(笑)。

BTSの車内で宣伝していたミスタードーナツの抹茶さくさくドーナツ(仮名・19B=\57)をユメ用に買ってガイトゥーン・プラトゥナムへ向かいましょう。

ガイトゥーン・プラトゥナム

ガイトゥーン・プラトゥナム

バンコクで一番美味しいカオマンガイのお店

カオマンガイとビア・シン

カオマンガイとビア・シン

まいう〜

ガイトゥーン・プラトゥナムに着いたのがちょうど17時です。店にはすでにお客さんが座っています。私たちも空いてる席を陣取ります。オーダーを取りに来たお姉ちゃんに間髪いれず「カオマンガイ・ヌン、ビアシン・ヌン」と注文します。

写真はないけど、ユメは抹茶さくさくドーナツ(仮名)を、私はビア・シンを飲みながら、カオマンガイにタレをかけ、よくかき混ぜながら食べます。やっぱり美味いなぁ。スープは鶏のダシがよく出ているのに、それを打ち消すくらい味の素をたくさん入れてるのが残念です・・・。

エンポリアム・デパート

エンポリアム・デパート

イブニング・ジャズコンサートをしていました

ジューススタンドのお姉ちゃん

ジューススタンドのお姉ちゃん

いつも閉店の最中に購入してごめんね

そろそろタイ在時間が少なくなって来ました。安全のためホテルの近くで行ける所を考え、BTSプロンポン駅前のNARAYAを思いつきました。他のデパートにもテナントで入ってるかもしれませんが、行ったことがあるだけ安心です。BTSチットロム駅からBTSプロンポン駅へ移動。前回同様にエンポリアム・デパートでトイレを拝借して、イベント会場を覗くとイブニング・ジャズコンサートをしていました。時間があったらゆっくり聞きたいところですが、急いで移動しなければなりません。

今日も一日歩き通しで疲れているはずなのに、NARAYAに着くとアドレナリンが噴き出した模様でユメの目が輝いています(笑)。散々迷った挙句、小物を数点買ったに留まりました。かわいい物がたくさんありすぎてかえって決められないんでしょうね。

急に足取りが軽くなったユメと共にホテルに戻りましょう。BTSプロンポン駅からBTSアソーク駅までは一駅なので2分ほどで到着。空港で飲む用に、いつものジューススタンドで、いつものお姉ちゃんが、いつものように閉店準備をしてる時に、いつものオレンジジュースを購入(笑)。それもこれが最後なので「写真とってもいいですか?」と聞くと笑顔で頷きます。ユメがお礼にアメちゃんをあげると「コップン・カ〜」と満面の笑みで応えてくれます。手を振って立ち去るとお姉ちゃんも店じまいの手を止めて手を振ってくれます。

ソイ19からホテルに入る小ソイの曲がり角にコンビニ(ファミリーマート)があり、その前にいつもパインを買ってたフルーツ屋台が今日もいます。その前にはこれまたいつもの犬が寝転がっています。フルーツ屋台のおっちゃんと目が合うと、おっちゃんは「今日も買っていく?」と言いたげにニコっと微笑むけど、ごめん、今日は買えないんだ。彼らには日常の風景も私たちには非日常の風景です。あと少しで日常に戻らなくてはいけません。この曲がり角からホテルまで10mほど。いろんな思いを巡らせる間もなくホテルに到着です。


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