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2012年5月1日〜6日 タイ、デンマーク、ベルギー、シンガポール(バンコク、コペンハーゲン、ブリュッセル、シンガポール)

丸シリーズ第二段〜GWがっかり旅〜


目次|1日目|2日目3日目4日目5日目6日目おまけ(1) (2) (3)

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1日目 -5月1日(火)-


■JAPAN(KIX)→THAILAND(BKK)→

●関西空港へ (山陽IC 05:33 → 08:35 関西空港)

関空リムジン

前日は23時頃就寝し、今回は珍しく4:40に目覚まし時計に起こされる。緊張感が欠如しているのかもしれない。

いつも通り荷物の最終確認と、インターネットでフライトや天気の確認をする。

5:15に自宅を出る。家内に車で送ってもらい、山陽ICのバス停には5:20に到着。早朝のためあっという間だ。

しばらく待ってバスが到着し、山陽ICからは私を含めて4人が乗車する。乗客は全部で15人ほど。

バスは5:35に発車し、途中白鳥PAで10分ほどトイレ休憩を取り、定刻より少し早い8:23に関西空港4階の国際線出発フロアに到着する。

●@関西空港

プレミアム・チェックイン

空港内に入り、フライト案内板を見ると、TG623便のチェックイン開始は9時になっている。

トイレに行ったり、両替所のレートを確認したりするがあまり時間を潰せず、10分前にチェックインカウンターに並ぶ。

すでに「Economy」のレーンには10人ほどの列ができているが、今回私が並ぶのはこちらの「Premium」レーンで1番先頭だ。もっとも待ち時間はほとんどないから並ぶ必要はないのだが・・・。(笑)

「Economy」レーンに先がけ、8:57に「Premium」レーンのチェックインカウンターがオープンし、当然ながら私が1番に案内される。

ここですることはBKKまでの搭乗券の発券はもちろんのこと、FRA-CPHまでの搭乗券を手に入れ、予約時にロックされていた前方のシートへ変更を依頼することだ。搭乗券を手に入れれば、乗換時間が短いFRAでの時間が節約できるのと、搭乗手続きをしているので、少々の遅れは待ってくれるのではと期待してのことである。前方への座席変更はもちろん降機に有利なためだ。

面倒な依頼でカウンター嬢には申し訳ないが、日本語が通じるうちにできることはやっておきたいのだ。

預け入れ荷物がないことを告げ、KIX-BKK、BKK-FRA、FRA-CPH、CPH-BRUの4枚のEチケットを差し出す。

私:どこまでチェックインできますか?

(驚いた表情でキーボードをしばらく叩く)

嬢:申し訳ありませんが、LHがオープンしないのでFRAまでしか発券できません

私:やっぱりそうですか、BKKでLHのチェックインができますか?

(再度キーボードを叩く)

嬢:LHがオープンしないのでBKKでもできません

私:分かりました、FRAでの乗換時間が短いんで、TG920便の座席をもっと前方に変更できませんか?

(再度キーボードを叩く)

嬢:申し訳ありません、今のお席より前に空席はありません

私:そうですか、それじゃあFRAまでの発券をお願いします

嬢:かしこまりました

搭乗機のTG623便

結局問題のFRAでの乗り換えに関しては何ひとつ進展はなく、10分近くかかって9:06にKIX-BKKのTG623便と、BKK-FRAのTG920便の搭乗券、ラウンジのインビテーションを手に入れる。

そのまま9:08に保安検査場を通過し、イミグレーションでは有人ゲート、無人ゲートとも3〜4人並んでいたので、有人ゲートから9:12に出国する。

処理時間は有人ゲートの方が明らかに早いので、出国に関しては無人ゲートを使うシーンはあまりないような気がする。

ところで「LHがオープンしない」というのはどういうことなのだろう?事前にLHに問い合わせた時の話の流れから、TG(他社?)からの搭乗手続きは認めていないのだろうか?

搭乗まで2時間半ほどあり、免税店にも興味がないので、シャトルに乗って北ウィングまで行ってみると搭乗機がすでにスポットに駐機していた。

当初はA330であったが、先日電話した際にB777-300にシップ・チェンジしたことを聞かされていた。さすがにG/Wということで予約が殺到したためか、大型機に換えたのだろう。

Royal Orchid Lounge

待合室にいても仕方ないので、いつもは素通り(入れてもらえない)するRoyal Orchid Loungeに入ってみる。

レセプションでインビテーションを渡して中に入ると、コーポレート・カラーの紫色を基調にした内装で、うなぎの寝床のように細長い構造になっている。

先客は4人ほどで、ソファやテーブルなどの備品はちょっとくたびれているようだ。

朝食がてらパン、ビール、サラダ等をいただくが、どれもイマイチ。

時期的なこともあるが、客層も怪しい風体や、狭いラウンジ内を徘徊する挙動不審の人がいて何だかとっても怪しい。

制限区域外だが、KALラウンジの方が落ち着ける気がする。次回再チャレンジしたら評価は変わるだろうか?

せっかくなので、ラウンジ内のトイレで歯磨きを済ませ、少し早いが11時にラウンジを出て5番ゲートに向う。

●TG623便 (KIX 11:45 → 15:35 BKK)

ウェルカム・ドリンク

搭乗前に最後のトイレに行っている間に搭乗が開始されたようで、一般搭乗者に混じって11:16に搭乗する。

座席は12Dで2-3-2配列の真ん中の島の通路側。座席につくとウェルカムドリンクを持って来てくれるのでシャンパンを選ぶ。さすがに座席は広く、座り心地も良くて快適なのだが、シートベルト着用時には前方のポケットに手が届かないのと、たまたま私の席はモニターが引き出し式だったため、離着陸時は収納しておかなければならないのでその間使えなかったのは残念だ。

写真は離陸後水平飛行になってドリンクサービスになってからのもので、ウェルカムドリンクの際に枝豆はない。

エコノミークラスには行っていないので搭乗率は分からないが、ビジネスクラスはE席はブロックしているのかすべて空席だが、窓側・通路側はほぼ満席のようだ。

大型機でありながらスムーズに搭乗できたようで、11:35にドアクローズ、11:36にプッシュバック開始、11:52北へ向かって離陸し、すぐに左旋回して針路を南に取り、12:00にシートベルトサインが消灯される。

アペタイザー(前菜)

安定飛行になってからドリンクサービスが始り、せっかくなのでシャンパンのお代わりをもらう。

続いて進行方向右側(11K)から前菜ののサーブが始まるが、気流が悪く機体が揺れてシートベルトサインが点灯して、12:30頃始まったばかりの食事のサーブがいったん中断される。

しばらくすると機体の揺れも治まり、13:20頃食事のサーブが再開される。

アペタイザー(前菜)はスモークサーモン、帆立のグリル バジルソース添え、鴨のロースト、椎茸のマリネ、メスクラン、ミックスグリーンサラダ 和風胡麻ドレッシング添えという内容。

特に期待していた訳ではないが、前菜はどれも美味しかった。

メイン・ディッシュ

メイン・ディッシュは牛すき焼き、白身魚のソテー、若鶏の野菜巻き、ポークのタイ風カレーの4種類からのチョイスで、ポークのタイ風カレーをチョイスする。

前菜が良かった分メイン・ディッシュも期待したが、内容的にはエコノミーと大差ないような感じで、豪華さはない。

味の方は可もなく不可もなくという及第点か。

チーズ&フルーツ

メイン・ディッシュの後は、ワゴンでチーズとフルーツが運ばれてくる。

好きなものをお皿に取り分けてくれるのだが、たのみ方がよく分からないので「Each one please.」と、全種類1つずつもらう。

ただ、兎年生まれでありながらセロリの生は苦手で、申し訳ないがこれは残した。

リフレッシュメント

リフレッシュメントはハーゲンダッツのアイスクリームだが、これも右前方からサーブされていったので、左前方の私のところに来たときはストロベリーしか残っていなかった。

ハーゲンダッツは普段あまり口にしないので、もちろん美味しくいただいた。

デザート

デザートはチェリームース。

女子には別腹と言う便利な機能が備わっているそうだが、残念ながら私には装備されていない。

”味わう”というより”押し込む”ようにして何とか完食する。きっと良質のフォアグラができあがっていると思われる。

沖止め

ここから時計を2時間戻して現地時刻で。

TG623便は15:17に東側の滑走路に北側(19L)からスワンナプーム空港に着陸、15:26にスポット(沖止め)着、15:28に降機する。

通い慣れた路線とはいえさすがにビジネスクラスは快適で、今までで最も短く感じたフライトであった。

バスはビジネスクラスの乗客のみを乗せて先発したが、途中でタキシング中の飛行機があって停車している間にエコノミー客を乗せたバスに追いつかれ、ターミナルには続けて到着したため、降り口は混雑となった。

機内でFast Track用のクーポンはもらえなかったが、試しにFast Track専用のイミグレーションでボーディングパスの半券を見せると入ることができた。15:37にイミグレーションに並び、今回は入国カードの滞在先に弾丸シリーズ第一段で学習した”Transit”と記入していたため何も聞かれることもなく、15:39に無事入国を果たす。

チェックイン時も特に案内はなかったので、何も知らないビジネスクラスの乗客の何人かは、今頃イミグレーションの長い列に並んでいるかもしれない。このあたりがタイ国際航空クオリティ。(笑)

【TG623便諸元】

機材:Boeing 777-300 (773)、機体番号:HS-TKC、シリーズ:777-300、型式:777-3D7、製造番号:29211/250、登録:1999/10

●トランジット@BKK

両替

次に夏服への着替えを行う。

いつもは到着ゲートを出たパブリックエリアのトイレで着替えるが、より安全なバゲージクレームエリアで着替えようとトイレを探すが見つからない。

パブリックエリアが危険という訳ではないが、それでも制限エリア内の方が安全度は高いだろう。今後は入国前にトイレで着替えるのが無難かな。

結局いつも通りパブリックエリアのトイレで着替え、再度パッキングして荷物一時預かり所に荷物を預け、地下から16:31発のエアポートリンクのCity Line(各駅停車)に乗り、16:58にラチャプラロップ駅に到着する。

そこから10分ほど歩き、センセーブ運河を渡って2種類のSUPER RICHという両替商が何軒も立ち並ぶエリアに行く。デンマーク・クローネ(以下DKK)とユーロ(以下EUR)を手に入れるためだ。

ところが、営業時間が17時までだったのかどの店舗も閉まっている。唯一Big-C側の開いていた店舗も、外貨からバーツ(以下THB)への両替のみで、外貨には替えれないとのこと。

無駄足を踏んでしまった・・・。

マッサージ

気を取り直し、チットロムまで歩き、BTSに乗ってプロンポンにマッサージを受けに行く。

プロンポン駅をアソーク側に出る。小さい両替商が何軒かあったような気がしたからで、最初に行った店ではSUPER RICHと同様に外貨への両替はできないが、あの店ならできるかもしれないから行ってみろと言う。

その言われた店に行くと、DKKはできないがEURへの両替はできるとのこと。THBから両替して換算レートは107.45JPY/EUR。関空では110.42JPY/EURだったから、まずまずかな。

その後、18時前にワットポー・マッサージに行くと、フットマッサージは1時間待ち、クイックマッサージはすぐできるとのことで、1時間後にフットマッサージの予約を入れてもらい、先にクイックマッサージを1時間してもらう。結局同じマッサージ師にもんでもらい、店に490THBを、マッサージ師に100THBのチップを払い、20:08にワットポー・マッサージを出る。

エアポート・リンク

プロンポンからBTSにひと駅乗ってアソークで降り、MRTに乗り換えてARLマッカサン駅には20:38に到着する。

余談だが、今なら切り替え手数料が無料ということで、今まで使っていたSmart Cardからrabbit cardへ切り替える。このrabbit cardは、現在使えるのはBTSのみとSmart Cardと同じだが、将来的にはMRTや提携店で使えるようになるらしい。

マッカサン駅からのエアポートリンクは、ちょっと贅沢にエクスプレスに乗る。20分ほど待って、写真のようにガラガラで貸し切り状態のエクスプレスは20:58に発車し、21:14にスワンナプーム空港に到着する。

●@スワンナプーム空港

混雑のチェックインカウンター

地下にある駅から2階に上がり、100THB払って荷物をピックアップして4階の出発階に上がる。

すでにFRAまでのチェックインは済んでいるのでチェックインカウンターに用はないが、この時間のTGのチェックインカウンターは混雑している。

そのチェックインカウンターを横目にイミグレーションへ向かう。イミグレーションは各列5〜6人待ちで、5分ほどかかって21:39に無事出国し、そのままセキュリティチェックを21:42に抜け、制限エリアに入る。

フライト案内を見てTG920便はC4ゲートからの出発になっていたので、そちらに向かう。

再度両替にチャレンジ

Cコンコースに行くと両替を見つけたので、DKKを手に入れようと列に並ぶ。

順番が来てTHBをDKKに替えたいと申し出るが、あっさりDKKには両替できないとのこと。何で?

後から思えば、DKKに両替できないのはデンマークへは行くなという暗示だったのか、はたまたDKKが無駄にならないようにと、神のご加護だったのかもしれない。

Royal Silk Loungeのシャワー

Cコンコースには2つのRoyal Silk Loungeがある。奇数側(左側)には入ったことがあるので、今回は偶数側(右側)のラウンジに入ってみる。

入ったのは22時頃で、レセプションでシャワーを使いたい旨を申し出る。準備ができるまで2〜3分待たされたが、その時にシャワー室の奥に仮眠室があるのを見つける。

スターアライアンスのゴールドステータス・ホルダーやビジネスクラス以上の搭乗者は、トランジット時は下手なホテルに泊まるより、ここを利用する方が良いかもしれない。

あまり動いていないが、それでも暑いバンコクでは空港でシャワーを使えるのはありがたい。

風呂上りの1杯

Royal Silk Loungeは食べ物も充実している。

KIX-BKK間の機内食でお腹いっぱい食べたためバンコクでは何も食べなかったが、さすがにこの時間になると小腹が空いたのでビールとともにいただく。

風呂上りの一杯はやはりおいしい。

●TG920便 (BKK 23:30 → 06:00 FRA)

搭乗機のTG920便

BOADING TIMEが23:05になっていたので、23時前にラウンジを出てC4ゲートに向かい、搭乗待ち合いに入ると、ドイツ人らしく大きな人が目立つ。もちろん日本人は見当たらない。

すると近くにいた若い女性二人が、突然大胆な行動を取る。トイレに行けばいいものを、公衆の面前で短パンからスカートに履き替え始めた。さすが(?)の私も目をそむけていたので見ていないが、恥じらいというか、奥ゆかしいという言葉はドイツ人にはないのだろうか?

それにしても、スワンナプーム空港は飛行機の写真が撮りにくい空港だ。特に夜は・・・。

讀賣新聞@BKK

23:18に搭乗が始まり、23:19に搭乗する。

B747の大型機でありながらほぼ満員のようで、でかいドイツ人ということも手伝ってシート、キャビンとも狭く感じる。搭乗にも時間がかかって23:47にようやくドアクローズ、ほぼ20分遅れの23:49にプッシュバックが開始され、タキシング中に意識が遠のきそうになった頃滑走路につき、日にちが変わって24:04に南へ向かって離陸した。

そして24:12シートベルトサインが消灯し、いつでも寝れるようにトイレを済ませておく。

すごく眠いのだが、右斜め前の巨体のおっさんが、モニターやらイスをいじっていて煩わしい。前の席の人はたまらない様子で、後ろを振り返って睨みつけるが、巨体のおっさんは我関せず、前のイスを手や足でいじっている。一触即発の様子にこちらがハラハラする。それでも睡魔の方が勝って知らぬ間に眠りについていた。

こうして知らぬ間に長い一日目を終えた。

※写真は機内で搭乗を待っている間に配られた讀賣新聞。他にも日本人がいたのだろうか?


本日の歩数

歩数:15,622歩、EX歩数:6,769歩、消費Cal:552Kcal、距離:10.53km


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