イメージキャラの「たいようくん」です

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2012年4月13日〜17日 アメリカ(シアトル)

アトルふたたび


目次1日目(1) (2)|2日目|3日目4・5日目おまけ(1) (2)

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2日目 -4月14日(土)-


■Explore in Seattle part1, Seattle Mariners vs Oakland Athletics Round-2

●Pike Place Market

Space Needleの定点観測-2-

昨夜は1時に就寝したにもかかわらず、普段とあまり変わらない5:30に目が覚める。睡眠時間は短いけど、ぐっすり眠れたので深刻な時差ボケにはならなかったようだ。もっとも日本時間だと13:30だから、眠れただけでもヨシとしなければいけないかな。

せっかくだから朝風呂に入り、放ったらかしにしていた荷物の整理をする。

ここで2つ目のトラブル発生。電気髭剃りが動かなくなった。出発前にフル充電してきたのだが、一瞬(約0.3秒)”ウィン”といって動かない。剃刀を買いに行かなければならなくなった・・・。

カーテンを開けると晴天の中にSpace Needleが映える。でも、花より団子でお腹が空いてきたので7:50ホテルを出発する。

フェリーとトーテム・ポール

ホテルを出てPike Place Marketに向かい、Lenora St.の1本南のVirginia St.を南西に進み、1st Ave.からエリオット湾を見下ろす。

トーテムポールとフェリーがいい感じ。いつかこのフェリーにも乗ってみたい。

レイチェル

久々の景色にきょろきょろしながら、10分ほどでPike Place Marketに到着。

スターバックス1号店、PIROSHKY,PIROSHKY、Le Panier、Beecher's Handmade Cheeseと、前回入った店には入らないつもりなので店の前を通り過ぎるが、匂いに釣られて思わず心が折れそうになる。まだ行列ができていないこの時間は超お勧め。

そしてPike Place Marketのマスコットのレイチェルに再会の挨拶をしておく。

Nice to see you, again!

戦前は日本人が多かった

レイチェルから上を見上げると写真のような絵が飾られている。

このマーケットに商う農民の多数を占めていた日系人が、太平洋戦争勃発とともに強制収容所へ連行され、マーケットの存続が危ぶまれたことなどが綴られている。

シアトルは意外に日本とつながりが深い街なのだそうだ。

The Crumpet Shopで朝食

他にも候補があったが、入ったのは1st Ave.に面したThe Crumpet Shopというお店。

ここはクランペットという、イギリス風パンケーキの専門店で、広くない店内には常連客とみられるお客さんでにぎわっている。5人くらい待って私の番になる、

そもそもクランペットが何か知らないので何を注文すればいいのか迷ったが、「HOT TOASTY CRUMPET」の1番上にある「Organic egg」が大きく書かれていたので、それがお勧めと勝手に判断し、それとラテを頼む。

ここでも名前を教えてくれというので、ここでも「ケンイチ松山」と答えておく。(嘘)

出来あがったクランペットは、ずっしり重い膨らんでいない餅っぽい食感のパンという感じ。イングリッシュマフィンくらいの大きさで、味は軽く塩味が付いている。ジャムなどをたっぷりトッピングをしているお客さんが多いようだ。

好みの問題はあるが、私はもういいかな。でも、アートのラテは美味しかった。もっともラテでハズレたことは無いのだが。

食後は前回ゆっくり見れなかったPike Place Marketをじっくり見て回る。有名な魚屋さんではサーモンが飛んでいて、その向かいの店でドライフルーツを買う。下の階には怪しいコレクターズ・グッズの店があったり、可愛らしい雑貨の店があったりする。我が家の女子を近付てはいけない店だ。(笑)

●Broadway

ジミ・ヘンドリクソンの像

Pike Place Marketで予想外に買い物をしてしまったので、一旦荷物を置きに9:30ホテルに戻る。この日の予定を立てていなかったので、一人作戦会議と歯磨きをして9:50ホテルを出発する。剃刀とお土産のチョコレートなどをBartell Drugsで買い、10:30に再度ホテルに戻る。

荷物を置いて10:45に三たびホテルを出る。次に向かうBroadwayには、シアトル生まれの天才ギタリストで27歳の若さで逝ったジミヘンことジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)の銅像があるとのこと。歩き方には10,25,43,49のバスで行けとあるが、地図を見ると4th AveからPine St.を東に1.5kmほどなので、歩いて行くことにする。

Broadwayまではダラダラと続く登り坂になっていて、晴天であることも手伝って汗をかきながら11:10に到着。銅像は雑貨屋の前の歩道にポツンとある感じで、あまり有難みがない。先客のカップルが写真を撮り終えるのを待って写真を撮り、仏式に手を合わせてジミヘンの霊を慰めて銅像を後にする。

●REI

REI

Broadwayはあまり治安が良くない場所だそうだが、昼間で人通りが多いことからそんな感じはなかった。

Broadwayを北に500mほど進み、East Denny Wayを西に向かう。今度はずっと下り坂で、西洋芝の緑が綺麗な歩道が続いている。

I-5という高速道路の上を渡ると、次の目的のREIが見えてきた。今回はシューズメーカーや携行食メーカーのイベントが行われていることもあって、多くのお客さんがいる。

ここも前回はゆっくり見ることができなかったが、今回はじっくり見て回る。

実は出発直前に前回の買い物に対する配当の約$25のクーポンと、1アイテムに限り20%ディスカウントのクーポンが送られてきていた。予算に限りはあるが、今回もまずまず満足のいく買い物ができた。何を買ったかはおまけ(2)をご覧いただきたい。

結局11:30頃から12:50までREIで過ごす。シアトル再訪の最大の目的はMLB(イチロー)観戦だが、このREIを訪れることも楽しみにしていたのだ。

●再びPike Place Market

ダンジネス・クラブ・カクテル

Denny WayからLenora St.を通り、13:20頃ホテルに戻り、荷物を置いて13:30頃昼食に出かける。

特に食べたいものはないので、再度Pike Place Marketに行ってみると、朝と違って多くの人で賑わっていて、スターバックス1号店、PIROSHKY,PIROSHKY、Le Panier、Beecher's Handmade Cheeseは行列ができている。

魚屋にはスモークサーモン・スティックやシュリンプ・カクテル、ダンジネス・クラブ・カクテルなどが置いてあり、ダンジネス・クラブ・カクテルを買ってみる。

値段は$10でちょっと高いかなとも思ったが、これがなかなか美味しく、見た目よりたくさん入っている。日本だと上げ底だったりふんわり盛って嵩増ししそうだが、ここのは押し込んでいるようで量はかなり多い。蟹缶3缶分くらいの量があり、最後は飽きてきたがこういう機会はなかなかないので何とか完食する。(←貧乏症)

BBQソースのようなものがかかっているが、醤油も用意されている。

●昼食

シーザー・サラダ

昼食としてダンジネス・クラブ・カクテルだけではちょっと足りなかったので、ホテルの向いのRalph's Grocery & Deliでシーザー・サラダを買い、部屋で食べることにする。

喉も乾いていたので、ビールも一緒に。(笑)

結局シーザー・サラダは完食にはいたらず、半分ほど食べたところでお腹いっぱいになったので、今夜の夜食にすることにして冷蔵庫にしまっておく。

●セーフコフィールド

THE 'PEN

今夜の試合開始は18:10。その2時間前の16:10に各ゲートが開き、さらにその30分前の15:40にTHE 'PENに入れる。ホテルからセーフコフィールドまで約30分かかるので、単純に試合開始の3時間前にホテルを出ればいい計算になる。ということは15:10にホテルを出ればいいのだが、今日はゆっくりチームストアを見て回りたいので、更に20分早い14:50にホテルを出発する。

昨日と同様にWestlake地下駅から無料バスに乗り、International District地下駅からQUEST FIELDに向かっていると、QUEST FIELDで試合があったのか大量の人がこちらに向かって来る。その人波に飲み込まれそうになりながらも、何とか15:25頃セーフコフィールドに到着する。

チームストアでTシャツを買い、少し待ってTHE 'PENから入場する。

今日もHappy Hour

簡単なセキュリティを受け、入場するとビアカウンターを目指す。(笑)

そして今日のHappy HourはMannysというエールビールをいただく。当然ながら$9.75のプレミアのLである。

川崎@ベンチ

16:10に各ゲートが開き、THE 'PENから出られるようになったので、まだ練習中の3塁側のベンチ上に移動する。

すると川崎がベンチに戻って来てサイン会が始まる。サインを求めるファンは何人もいて、私もサイン用のボールを突き出していると運良く川崎と目が合い、すかさずボールを投げると受け取ってサインに応じてくれた。

写真は投げ渡したボールにサインしているところを慌てて撮ったもの。

ゲット!

そして投げ返したボールを受け取る。

ちなみにこの写真の向きは上下逆。(笑)

川崎は地元のチビッ子に、「My name is Munenori Kawasaki. Please call me 'MUNE'. I can't speak English. Because I'm Japanese. Do you know Japan?」などと話しかけていた。

こうやって積極的にコミュニケーションを取ることはすごく大事なことだと思う。移民の国だけあって、英語が満足に話せなくても受け入れてくれる国なのだから。

手に付いた

乾いていないので手にマジックがつく。(笑)

ちなみに選手にサインがほしい時は「Autograph please!」と言おう。日本で言うサインは契約書などの署名(Signature)にあたる。

ショップでもサインボールは”Autograph Ball”と書かれている。

Charlie Furbushのサイン

他に昨日の試合で最後に投げたFurbushもサインに応じてくれた。

このように選手とファンの垣根が低いと、その選手が試合に出場すると応援にも力が入る。

この人がCharlie Furbush

この人がそのCharlie Furbush投手。

エースのフェルナンデスやクローザーのリーグ、セットアッパーのウィルヘルムセンなどと比べると小柄な選手だ。

Cheese Steak

マリナーズの練習が終わると、引き続きアスレチックスの練習が始まる。残念ながら松井が抜けた後のアスレチックスに興味ある選手はいない。球場のメインフロアを1周して、今夜の夕食を何にするか見て回ることにする。

そして今夜の夕食は大行列ができていたCheese Steakにする。行列ができているのだから美味しいだろうという、行列の法則に則ってみただけだが、これがなかなか美味しかった。

パンに焼いた薄い肉に玉ねぎとパプリカを炒めたものを乗せ、最後に余熱でチーズをトロっとさせたホットドッグのようなもの。カロリーは・・・考えないことにしよう。

●試合開始

ICHIRO SUZUKI

今日のシートは3塁側内野席の27列目の通路側。大体前から2/3くらいの位置で、この場所を選んだのは、これより前は値段が高くなることと、球場全体の見晴らしが悪そうな気がしたからだ。

結果的に出入りする人や売り子がうろちょろして目障りなので、各セクションの前方を取るのが良いと思う。前回はすべてセクションの前方だったので、こういうデメリットは気付かなかった。

試合は予定通り18:10にプレイボールとなる。

イチローの第1打席

イチローの第1打席は2アウトランナーなしの場面。

結果は2-0からの3球目を詰まらされてサードフライに倒れると場内からため息が漏れる。

こんなコーナーも

2回の裏、1アウトランナーなしで、ヤンキースから移籍してきた5番モンテロがセンターに今シーズン第1号ホームランを打ち、マリナーズが1-0と先制する。カーン!と乾いたいい音だった。

前回は気付かなかったが、写真のような撮影スポットもある。よく見てもらうと分かるが、盗難防止用にグラブには紐がついている。

イチローの第2打席

イチローの第2打席は4回の裏、1アウトランナーなしの場面で登場。

3-2からの6球目を1塁線に強烈な打球を放つが、1塁手のバートンが横っ飛びで止め、ベースカバーの先発ミローネとイチローの競争となるが判定はアウトとなる。

私の席からアウト、セーフは良く分からなかったが、場内は大ブーイングになる。

監督抗議中

ベンチからウェッジ監督が飛び出し、1塁塁審に猛抗議をする。

イチローはあっさりとベンチに引き揚げたように見えたが、何となくヒットを1本損した気分だ。

<後日談>

帰国後ビデオを見ると、判定通りタイミングはアウトだった。当事者のイチローは分かったであろうからあっさり引き揚げたのだと思う。

だが、1塁手のバートンが横っ飛びで弾いたボールが1塁塁審の足に当たり、倒れ込んだバートンの目の前に落ちてきたのだ。それをすぐにトスしてアウトにできたわけだから、やはりヒットを1本損したことになる。

チャンスにイチロー・コール

マリナーズが1-0とリードしたまま、6回裏に1アウトから9番ライアン、1番フィギンズが連続ヒットを放って1アウト1,2塁となる。

2番アクリーは0-2と追い込まれながら粘ってフォアボールを選び、1アウト満塁のチャンスにイチローを迎える。

場内はイチロー・コールに包まれる。

すると写真のようにテンションもMaxの酔っぱらいの若者が登場する。(笑)

イチローの第3打席

絶好のチャンスで迎えた第3打席だが、結果は1-1から3球目を打ってショートへのインフィールドフライに倒れ、またしても場内にため息が漏れる。

2アウトになってマリナーズのチャンスは潰えたかに思えたが、4番のスモークが1-2と追い込まれながらフォアボールを選んで押し出しになり、2-0となる。

更に5番のモンテロが先制のホームランに続き、ライト線へ2点タイムリーツーベースを放ち4-0とする。

ホームを狙ったスモークはタッチアウトとなるが、これでマリナーズの勝利が濃厚となる。

ウェーブ

マリナーズがリードし、7th イニング・ストレッチでテンションが上がると、どこからともなくウェーブが発生する。

センターとレフトスタンドで途切れそうになるが、何とかつながって何周もして楽しい。やっぱりアメリカ人は陽気だ。

それにしても、前の席にいる家族の母親は、ウェーブで立ち上がるとき必ず奇声を発する。私には耳障りな騒音だのだが。

そして約2イニング毎のペースで何かを買って来る。ホットドッグ、ガーリックフライ、綿菓子、長いガム状のもの、etc・・・。3時間近く食べっぱなしなんだからデカくなるわけだ。

イチローの第4打席

8回の裏、1アウト後に2番のアクリーが2ベースヒットで出塁する。

第3打席に引き続き、チャンスの場面でイチローの第4打席を迎えるが、3-0からここでもセンターライナーに倒れる。

第2打席同様に当たりは悪くないのだが、結局この日はノーヒットに終わる。

勝利のハイ・タッチ

マリナーズ4-0とリードのまま、セーブが付かない場面ながら最終回にクローザーのリーグを投入する。

2アウトからフォアボールを出すが、カート・スズキをショートゴロに打ち取って試合終了。

イチローたち外野手はセンターに集まり、3人でハイタッチをしてイチローを先頭に内野手とハイタッチをしてベンチに戻る。

マリナーズの勝利

これで1勝1敗の五分となり、明日の三連戦の最後の試合を迎えることになった。

このアメリカン・リーグ西地区はダルビッシュ、上原らを擁するテキサス・レンジャースの前評判が高く、マリナーズ、アスレチックスは最下位争いをするだろうと客観視している。

もちろん、番狂わせの可能性もあるのでマリナーズにも頑張ってもらいたい。

しばらく勝利の余韻に浸りながら、20:45頃セーフコフィールドを後にする。

●ホテル

マリナーズの勝利に乾杯!

今日もレフトスタンド側から退場し、すっかり通い慣れた道を通って21:20頃ホテルに戻る。

夜食用に取っておいたシーザーサラダと、初日に買ったつまみをアテにして、マリナーズの勝利に乾杯をする。そういえば昨日は負けたけど乾杯したっけ。まぁいいか。

そして風呂上がりにもビールを飲み、これで昨夜買ったビールは飲み干した。ん?いつ飲んだっけ。

Space Needleの定点観測-3-

明日の朝はPike Place Marketへ行き、朝食後チェックアウトして空港へ荷物を持って行き、最後の試合(デイ・ゲーム)を見て空港へまた戻るという予定だ。

ということで、明日の服とトランジットで着替える服、預け入れ荷物と機内持ち込みを分けてパッキングを行うが、睡魔と酔いと疲れが重なってなかなか思うように進まない。

それでも何とかパッキングをして、忘れないように定点観測も行い、シアトル最後の夜は0:30に就寝する。おやすみなさい。


本日の歩数

歩数:31,080歩、EX歩数:18,969歩、消費Cal:1,214Kcal、距離:22.57km


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