イメージキャラの「たいようくん」です

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2011年8月27日〜30日 スイス(ツェルマット、チューリッヒ)

丸シリーズ第一弾〜女王に会いたくて〜


目次まえがき1日目2日目(1) (2) (3) (4)3日目(1) (2)4日目おまけ(1) (2)


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2日目(2) -8月28日(日)-


■アルプスの女王・マッターホルン@ゴルナーグラート

●ゴルナーグラート登山鉄道

マッターホルン

電車が到着し、乗客を降ろしてから待合室の自動ドアが開く。私は4〜5番目に並んでいたのだが、前にいたのはグループのようで、しかも進行方向左側のボックスシートを陣取ったため、労せずして右側の座席をゲットできた。

老夫婦がドイツ語でたぶん「この席は空いてるか」と聞いてきたので、「Please」と答える。老夫婦は向かいの席に座り、何か話しかけてくるが当然分からず、お互い苦笑い。

車内は満席で、立っている人もいる。

GBBは定刻通り11:36に発車。僅か1〜2分で小さなツェルマットの町を抜け、右手にいきなりマッターホルンが姿を現す。

チラリズムからいきなりドッカ〜ンとは、さすがアルプスのグラビアアイドル女王だ。いきなり大興奮となる。

遭難救助犬?

5分ほどで最初の停車駅、フィンデルバッハ(Findelbach)に到着する。

するとホームに遭難救助のセントバーナード犬がいるではないか。誰か遭難したのか?(笑)

出動するのに電車に乗るわけでもなく、こんな所で遭難する人もいないだろうから、観光客向けの記念写真用に待機しているのではないだろうか。

森林限界を超えて

どんどんと高度を上げ、木がなくなる森林限界を超えたのは、正面に見えている雪よけのトンネルの手前で、SUUNTOによるとその時の高度は約2,300m。

線路沿いにトレッキングコースがあり、時折トレッカーが手を振ってくるので、乗客も手を振り返す。

少数派だが、マウンテンバイクが凄い勢いで駆け下りて行く姿をたまに見かける。転んだらタダでは済まないだろうな。

リッフェルベルグ(Riffelberg)駅

ちょうど12時頃リッフェルベルグ(Riffelberg)駅を発車する。

終点のゴルナーグラートの1つ手前のローテンボーデン(Rotenboden)からこのリッフェルベルグ間のトレッキングが王道だそうだが、この時点ではゴルナーグラート〜ローテンボーデン、ローテンボーデン〜リッフェルベルグ間、もしくはこの2区間のどのコースをトレッキングしようか決めかねている。

所要時間は各区間とも1時間程度らしい。

グレイシャー・パラダイス(クライン・マッターホルン)

車窓からマッターホルンを眺めていると、グレイシャー・パラダイス(クライン・マッターホルン)らしきを発見。最大ズームで撮影する。

ここがまえがきの最後の方の「昼過ぎで48km/hの風と、0℃という気温」の場所で、ツェルマットからゴンドラとロープウェイを乗り継いで行ける、ヨーロッパで一番高い所にある展望台だ。この時点では、まさかここに行くとは思ってもいなかった。

今回は行かないが、アイガーの岩盤を繰り抜いて通したユングフラウ登山鉄道といい、この国も実にアメージングだ。

ゴルナーグラート(Gornergrat)駅

終点のゴルナーグラート駅にも定刻通り12:09に到着。

標高1,620mのツェルマットから3,089mのゴルナーグラート駅まで、僅か33分でやって来ることができた。

煙と何とかは高いところが好きなので、さらに上を目指す。(笑)

※マウスオーバーで3100 クルムホテル ゴルナーグラートからのゴルナーグラート駅

●ゴルナーグラート展望台

3100 クルムホテル ゴルナーグラート

ゴルナーグラート駅から九十九折りのアプローチを昇ると、標高3,100mにある3100 クルムホテル ゴルナーグラート(3100 Kulmhotel Gornergrat)だ。

本当はここに泊まり、マッターホルンの頂上が朝日で輝くモルゲンロートを見たかったのだが、今回はそこまでお金と時間をかけることができない。これは弾丸トラベラーとしての宿命でもある。(笑)

ホテルのオープンデッキ

ゴルナーグラート展望台に上がるには、クルムホテルの脇を抜けて行かなければならないが、そこはホテルのオープンデッキになっていて、このアングルの写真はガイドブックにもよく使われている。

こんな景色を見ながらご飯を食べたり、お茶をしたらさぞかし美味しいだろうなぁ。

ちなみに昼食を食べていないことにまだ気付いていない。(笑)

※マウスオーバーでゴルナーグラート展望台からホテルを望む

キバシガラス

3100 クルムホテル ゴルナーグラートから、更に30mほど上にある標高3,131mのゴルナーグラート展望台に着くと、4,000m級の山々に囲まれ、眼下にゴルナー氷河をはじめいくつもの氷河が手が届きそうなほど近くに見える。

実際は遠いのに、足下に氷河が流れているような感覚と、自然が作り出した造形に対する驚きで身震いがした。そしてその山々と氷河に感動する自分にも驚きを感じる。

それは言葉に表し難い(単に言葉を知らないだけとも言う)感動で、どうやら急性氷河フェチ症候群という病気に罹ったらしい。(笑)

左の写真のカラスのような鳥は、Alpendohle(アルペン・ドーレ)といい、和名はキバシガラス。

逆光で分かり難いけど、くちばしが黄色で赤い足の小さめのカラス。

●パノラマ写真その1 ※画像をクリックすると別ウィンドウでパノラマ写真のページが開きます

パノラマ写真その1

●パノラマ写真その2 ※画像をクリックすると別ウィンドウでパノラマ写真のページが開きます

パノラマ写真その2

●トレッキング開始

トレッキング開始

12:43ゴルナーグラート発の折り返し電車に乗ろうか迷ったけど、マッターホルンを正面に氷河の近くを歩けるという誘惑に負け、12:30にトレッキング始める。案内板によると、ローテンボーデンまでは40分かかるらしい。

取りあえずローテンボーデンまで歩き、ローテンボーデンからリッフェルベルグ間をどうするかは、ローテンボーデンに着いてから決めることにしよう。

トレッキングコースは線路沿いにある。足元はガレ場や滑りやすそうな岩や土で、急な箇所もあって歩きやすいとは言い難い。でも、常に正面にマッターホルンがあり、左手には4000m級の山々と氷河があって、急性氷河フェチ症候群の罹患者にはお勧めのコースだ。

高山植物

ガレ場や岩が多く、土のあるところには草が生えているが、エーデルワイスをはじめ、なかなか花を見かけることがなかった。

ところが、取りあえずの終着点のローテンボーデンが近くになって花を発見。ちょっと小高い所にあったのだが、そこまで昇って写真を撮る。

その時点で名前は分からないわけだが、帰って調べたらレウカンテモプシス・アルピナという名前らしい。

リッフェルゼーの逆さマッターホルン

一旦取りあえずの終着点のローテンボーデンを通り過ぎ、リッフェルゼーまで行ってみる。目的はリッフェルゼーに映る逆さマッターホルン。

左の写真でも感じられるように、近くに行くと湖面にさざ波が立っていて”逆さモザイクがかったマッターホルン”になっている。

アルプスのグラビアアイドル女王の名を汚さぬよう、ちょっと遠目から撮影する。

時計はちょうど13時で、40分のコースを30分で歩いたことになる。

ここで決断しなければならない。

更にリッフェルベルグまで歩くか、ローテンボーデンまで戻り、遠回りしてインターラーケン・オスト(ユングフラウを見る)を経由してゴールデン・パス・ライン乗るかだ。

ローテンボーデン駅前のベンチ

ローテンボーデンからリッフェルベルグまで歩くと約1時間で、早着した分が帳消しになり、予定通りのスケジュールに戻ることになる。

それでもいいかなと思ったが、新たなプランが浮かんできた。

ローテンボーデンを13:12発の電車に乗れば、予定になかったグレイシャー・パラダイスに行けるかもしれない。しかも、当初の予定より滞在時間は短くなるが、インターラーケン・オストにも寄れる。

そうと決まれば、リッフェルゼーからローテンボーデン駅までの急坂も、足取りも軽く昇ることができた。

左の写真は、ローテンボーデン駅前のベンチ。逆光なのが残念だけど、なかなかの構図に自我自賛。

ローテンボーデン駅前の教会?

こちらはローテンボーデン駅前にある教会。

電車の時間まで10分ほどあったので、好奇心から中に入ってみたところトイレだった。

たしかに十字架が付いてるんだけどなぁ。

せっかくなので、胸の前で十字を切ってトイレを拝借する。できる時にしておくのが、ひとり旅の鉄則だ。(笑)

登山電車に乗車

ツェルマット行きの電車は13:10に到着。車内は往路ほどの混雑はなく、乗車率は50〜60%くらいだろうか。

ちなみに、ツェルマットからゴルナーグラートへの所要時間は33分、逆区間は44分になっている。登るより降りる方が時間がかかるのだ。

この電車の時計が進んでいたのか、私の時計が遅れていたのか、この電車は定刻より1分早い13:11に発車し、ツェルマットへも1分早い13:50に到着した。

※マウスオーバーでアプト式のラックレール。この歯車に噛ませて急坂を滑らずに進むことができるようになっている。

●ツェルマットの街並み

街並に溶け込むマクドナルド

GBBツェルマットの駅から、街のメインストリートのバーンホフ通りを急ぎ足で進む。

観光地らしく、おみやげ屋や時計店、登山用品店などが並ぶ中、通り過ぎてから左の写真のマクドナルドに気付く。

やけにこの街並みに溶け込んでいる。

マウリチウス(Mauritius)教会

町のほぼ中心にあるマウリチウス(Mauritius)教会。

ここでバーンホフ通りを左折し、マッターフィスパ川を渡ってゴンドラリフト乗り場に向かうのだが、このマウリチウス教会周辺はツエルマットの観光スポットでもある。

友好のプレート

左の写真は妙高高原町との姉妹都市のプレート。

妙高高原には10回近く行っているはずだが、このようなプレートは見た覚えがない。

※マウスオーバーで京都と友好記念のプレート

教会裏の墓地

教会の裏の墓地には、この地を愛した人や、この山で命を落とした登山家たちが眠っているらしい。天気が良ければマッターホルンが見える、一等地の住人かもしれない。

申し訳ないが、墓前に行って手を合わせる時間がないので道から手を合わせる。

※マウスオーバーで道の反対側にある広い墓地

ゴンドラリフト乗り場

写真を撮りながらではあるが、何人も追い越すほどの早足で、ゴンドラリフト乗り場には14:07に到着。チケット売り場のお客はひとりだけで、すぐに順番は回って来た。

私:ハロー、グレーシャパラダイスまで往復で

係:ハロー、あなた英語解る?

私:少しなら (英語で喋ってるんだけど・・・)

係:今日は展望台はクローズなの

私:え゛?

係:でもテラスとグレイシャパレスには行けるから

私:OK

係:これに乗るのは何回目?

私:はじめて

係:じゃあ説明するわね。フーリやシュワルツゼーパラダイスで降りてはダメよ。終点のトロッケナー・シュテークでロープウェイに乗り換えるのよ。いい?

私:分かった、ありがとう

事前に調べていなかったので、分かりやすい英語で丁寧に説明してくれて助かった。

支払いは予定外の出費なのでクレジットカードを使う。決済はスイスフランか日本円が選択できるようになっていて、その時は違いが分からず日本円払いを選択したが失敗だった。

ちなみに料金は通常98CHFだが、時間帯割引きがあって78.5CHF。日本円での請求額は\7,880で、かなり悪いレートだ。まぁ、ディスカウントがあったのでヨシとしよう・・・。


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