まえがき

4月21日に行った大阪・関西万博（EXPO 2025）（以下万博）から帰宅後、TVやネット上で出て来た情報を目にすることが多くなり、あしてんままから『夜のショーとかも見たかったよね。』ということで、二度目の万博の再訪が決定。

日程はあしてんままの5月の平日休みのうち、遅くまで会場にいられるよう翌日が休みの5月21日（金）とした。

入場券は平日1日券をひとり6,000円で朝一番の9:00入場で予約する。駐車場は前回同様舞洲の万博P&R駐車場Aで6,500円。何れも4月28日に予約完了する。ちなみにETCカードの番号を事前に登録しておけば、後日駐車料金を1,000円割引いてくれるよ。

7日前抽選は大阪ヘルスケアパビリオンnull2を、時間を変えてそれぞれ3つと2つ登録するも、今回も見事落選。(>_<)

3日前の空き予約は午前0時予約開始だけど、よゐこは夜更かしできないので、早朝に賭けて一度目覚めた3時過ぎにアクセスするも空きなし。(>_<)

前日の9時まで空き予約はできるんだけど、何度も試みるも結局空き予約を取ることができず、今回は予約なしで当日を迎えることとなった。(>_<)

●万博会場

今回も5時に出発することにして4時にアラームをセットしておくも、遠足の日の子どものように3:33に目覚める（笑）。

予定通り5時に出発して、途中明石SAでトイレ休憩。阪神高速京橋ICまで約4kmの渋滞があったものの、7:48に舞洲駐車場Aに到着する。

駐車場が8:15の予約だったけど、待たされることなく三台目のバスに乗車。8:06に発車して、8:21に西ゲートのバスターミナルに到着する。

ちなみに今日の天気予報は曇りのち雨で、18時以降は50%とのこと。でも、一週間前の降水確率は90%だったんだよね。一応折畳み傘を持参して、念のため車内に着替えを入れておいた。

ゲート前に到着。待ってる人は前回より多い。

シャトルバスは東ゲート付近を通るけど、西よりはるかに人が多いね。ざっと3倍くらい多いかな？

今回は8:58にゲートがオープンして、9:11に通過する。

今回の作戦としては、まず当日予約センターで予約をして、その後スマホで当日予約をすること。こうすることで予約を二つとることができるんだよね。

で、向かったのは静けさの森にある予約センターなんだけど、看板もなくて分かり難い場所にあった。9:21に到着して、7人待ち。大阪ヘルスケアパビリオンの予約はできなかったけど、14:50からの三菱未来館を予約に成功する。

●フランス・パビリオン

ひと仕事終え、まずは今回最初に並ぶつもりだったフランス・パビリオンへ。

9:36に光の広場まで伸びるフランス館の列に並ぶ。隣りはアメリカ館の列で、前回より長い行列ができている。

この待ちの間にスマホで当日予約を行い、11:15からの関西パビリオンが取れた。(^^)v

30分待ちと言われてたけど、10分ほどで9:46に入館。色々展示があるけど、ネタバレになるのでトピックスのみご紹介。

こちらは有名なルイ・ヴィトンのスーツケース。

各セクションにロダンの"手"にまつわる作品が展示されていた。

レプリカかと思って見てたけど、どうやら本物だったみたい。

こちらはクリスチャン・ディオールのコーナー。

●中国・パビリオン

続いて中国パビリオンへ。

予想外に人がいなくて入っておくことにした。10:15に並んで10:17に入館。

だだっ広いパビリオンだけど、正直見どころは少ない中、唯一見たかったのがこの月の裏側の砂。

これで前回のアメリカ・パビリオンの月の石、日本パビリオンの火星の隕石と、宇宙の鉱物シリーズをコンプリート。

●アラブ首長国連邦・パビリオン

続いてやって来たのは、ガラス張りで90本ものナツメヤシで覆われた柱が外からでもよく見えるパビリオン。

10:42に並んで10:44に入館。

独特のいい香りがする乳香（にゅうこう）。

各首長国の砂も展示されていたけど、正直イマイチ。

お腹が空いてきたので、少し早いけど関西パビリオン近くの大屋根リング下のベンチでエナジー補給を行う。

もちろん買ってきたものだけど、後述の通り早めの時間に現地調達がおススメ。

●関西パビリオン

予約時間の11:15に関西パビリオンに入館すると、小学生の団体が多い。おそらく優先されているんだろうね。

"関西"パビリオンとあるけど、大阪を除く近畿5府県と隣接する福井、三重、鳥取、徳島の合同パビリオンになっている。岡山も隣接してるんだけどね？

こちらは三重県のブースで、引き出しや回転扉を回して三重の特産品とかが紹介されている。これはこれでなかなか楽しい。

こちらは滋賀県のブース。プロジェクションマッピングと球体が連動している。

こちらは福井県のブース。

これは実際に触れる化石。何の化石かって？

←正解はこちら。

もちろん私も触ったよ。当然硬くて臭いはなかった（笑）。

鳥取県のブース。

こちらは鳥取砂丘から運んだ本物の砂だって。最初は砂に埋まった宝探しをするけど、小学生は砂遊びをするんだよね。

で、その砂をスクリーンにプロジェクションマッピング。

近畿の府県より隣接県の方が力が入ってる印象で、なかなか楽しむことができた。

●コモンズA館

続いていろんな国や地域が合同で出しているコモンズA館へ。

ただトイレを借りただけ（笑）。

●カタール・パビリオン

13:23にカタールパビリオンへ。エイゴがペラペラのお姉ちゃんに30-40分待ちと言われたけど、13:44に入館。

透明な筒に入った砂漠の砂が印象に残ったくらいで、イマイチだった。

ただ、この待ち時間に16:20からの未来の都市パビリオンの予約が取れたのが救いかな。

●ベトナム・パビリオン

13:58にベトナムパビリオンへ。

10分少々待って14:09に入館。列をズルするババァ二人組にイラっとする。こういうのは年配者が多い気がする。

14:30から水上人形劇があるらしいけど、以前ホーチミンで見たし、次の予約があるから今回はパス。

●ローソン@東ゲート

次の予約がある三菱未来館のある東ゲート付近に移動して、ローソンに入ってみる。

この時間だとおにぎりとか食べるものもたくさんあって、倹約したい人は利用価値が高い。中の飲食店は高いからね。

三菱未来館の近くのベンチに座ってクーリッシュと、

カフェラテでクールダウン。

某大阪府内の中学生の集合場所になっていて賑やか。先生から電車の乗り換えの注意を受けていたので、これから帰るみたいだね。

●三菱未来館

予約の14:50に三菱未来館へ。

押しているのか15分ほど待たされて15:05に入館。

ここはビデオだけでなく写真撮影も禁止とのことで画像は無し。

生命の誕生から、地球の双子星とされる木星探検までを映像で楽しむというもの。

●大阪ヘルスケアパビリオン

15:30に大阪ヘルスケアパビリオンへ。

結局25年後の自分の姿を見れるリボーン体験の予約は取れなかったけど、一般観覧は待ち時間なく入ることができた。

前回のPASONA館にに引き続き、ここにもiPS心筋シートが展示されている。

人間洗濯機。

1970年の大阪万博の画像を紹介されることもあるけど、当時小学校一年生の私は見た記憶なし。

当時と違うのはナノバブルという概念かな。

●未来の都市パビリオン

東ゲートエリアから西ゲートのさらに先の未来の都市パビリオンへ移動。16:20の予約だけど、15分ほど早く着いたので、ベンチに座ってしばし休憩。

ちなみに向かいは予約の権利がフリマサイト等に出品されているくら寿司。

時間になってパビリオンに入る。12社だったかな？所謂企業の展示ブース的な感じ。

中でも目を引いたのが川崎重工のブースの、ロボットとバイクを融合したCORLEOという乗り物。駆動は150ccの水素エンジンだって。

生きてる間に市販されるかな？

こちらはIHIのブースのシアター。

水のマネジメントや、CO2排出ゼロのアンモニア燃料ガスタービンといった、未来の技術に取り組んでいるという内容。短いけど、なかなか楽しめた。

出口を出ると、万博の目玉のひとつだった空飛ぶクルマのデモ会場。ご存知の通り部品の落下でデモ飛行は中止されてるんだよね。

●よしもと waraii myraii館

時刻は17時前。ちょっと早いけど、話題の"あそこ"へ混む前に行こうとよしもとwaraii myraii館の前に来ると、一般入場できそうなので並んでみる。

15分ほど待って中に入ることができた。観覧者参加型のよしもと新喜劇みたいなノリで、なかなか面白かった。一番左の波平みたいなコスチュームが間寛平ちゃん。

●えきそば

行きたかった話題の"あそこ"はここのこと。

17:35に到着して、3組待ち。

開幕前、駅そばなのに3,850円？ってネガキャンを貼られてたけど、"えきそば"という屋号で、神戸牛を使っているからこの値段なんだけどね。

それでも高いと思うけど（笑）。

で、せっかくだからとその究極の神戸牛すき焼き駅そばと究極の神戸牛すき焼きめしを注文して、ふたりでシェア。

確かに美味しいお肉だけど量は少なめ。ちなみにそばの方は姫路名物の中華麺に和風ダシというもので、知らない人は麺食らう、いや、面食らうだろうね。

まぁ、これもひとつの記念というか、冥途の土産いうことで。

●エジプト・パビリオン

HPも回復、エネルギー充填120%。最後のひと頑張りといきますか。

18:16にエジプト・パビリオンに並ぶ。

18:51に入館。並んでいる間にウザいGGがいたので、中に入ると距離を取る。

ふたつのシアタールームで、過去から現在と近未来のエジプトを視聴する感じ。

●セネガル・パビリオン

続いて隣りのセネガルパビリオンへ。

待ち時間もないけど、見るものもあまりない（笑）。

●バングラデシュ・パビリオン

続いてバングラデシュパビリオンへ。

バングラデシュの過去と現在がミニチュアで展示。地味だけどこういうの好き。

さて、そろそろ時間なので大屋根リングに上がるかな。

●アオと夜の虹のパレード一回目

19:30アオと夜の虹のパレードが始まる。

観覧席が当たらなかったので大屋根リングから見たんだけど、イマイチ音声が聞こえ辛い。

20:30からの二回目でリベンジじゃな。

その間に西ゲート付近まで戻ってお土産を調達しておく。帰る頃には閉まってるだろうからね。

●アオと夜の虹のパレード二回目

今度は観覧席後方のベンチから、20:30開始のアオと夜の虹のパレードを見学。

ふむふむ、そういうストーリーなんじゃな。満足満足。

●ドローンショー

続いて最後のイベントのドローンショーが始まる。

この頃からポツポツ雨が降り出す。

これはなかなか凄ぇぞ。

木に花が咲いてる。

最後まで楽しませてもらえた。

傘を差すような雨ではないけど、大屋根リングの下を歩いて西ゲートに向かう。

ガンダムさん、さようなら。

21:17に西ゲートを出る。

傘をさしている人は5%くらいかな？

21:24シャトルバスに乗り込み21:26に発車して、21:38に舞洲駐車場Aに到着する。

21:45に舞洲駐車場Aを後にし、しばらくすると本降りになってその後もずっと降り続いた。

復路は姫路西ICから山陽自動車道に乗り、ノンストップで23:50に無事帰宅。おそらく生涯最後の万博を終えた。

今回は13のパビリオンに入ることができ、2回のアオと夜の虹のパレード、ドローンショーのイベントを楽しむことができた。今日一日の歩数は26,213歩で移動距離は16.5km。今回も結構がんばったよね（笑）。←自画自賛

二回の訪問で概ね満足したけど、NTT、大阪ヘルスケアのリボーン、パナソニック、住友館、電力館、null2、ガンダム、カナダ、スイス、オーストラリア、インド、イタリア、イギリスにも行きたかったかな。

感想に個人差はあると思うけど、パビリオンは玉石混合。でも、入ってみないと分からないからね。で、最後に前回を含めて私の主観での評価をしておきませう。

【Ｓランク】

PASONA、アメリカ、日本館、TECH WORLD、ドイツ、ルクセンブルク、フランス、関西、大阪ヘルスケア、アオと夜の虹のパレード、ドローンショー

【Ａランク】

タイ、サウジアラビア、インドネシア、、中国、三菱未来館、未来の都市、よしもと、エジプト

【Ｂランク】

北欧、オーストリア、スペイン、UAE、ベトナム

【Ｃランク】

カタール、セネガル、バングラデシュ

<<参考>>
この日の入場者数は132,817人（うち関係者17,700人）で、4月13日の開幕日の146,426人、GW中の5月4日（日）の136,805人に次いで3番目に多い入場者数とのこと。平日なのに何で？と思ったけど、学生が多かったので修学旅行や遠足、社会科見学といった団体が多かったからじゃないかな？

-おしまい-