イメージキャラの「たいようくん」です

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2025年4月21日 大阪・夢洲

阪・関西万博(EXPO 2025)



まえがき


元々大阪・関西万博(以下万博)には行くつもりで、万博の公式サイトが立ち上がった初期の頃、2023年の12月にID登録をしておいた。

3月下旬にあしてんままの4月の勤務が決まり、平日休みの21日に合わせて行くことにして、3月29日に開幕券(@4,000円×2)を購入する。続いて3月31日に万博P&R駐車場の予約をする。予約したのは会場にもっとも近いと思われる舞洲駐車場Aで、6,500円と異常に高いけど仕方ない。交通機関は二人だとJRより自家用車の方が安くつくからね。

その後、末娘夫婦も行きたいとのことで、開幕券2枚を追加購入する。

私が入りたいのは日本館、PASONA NATUREVERSE(以下PASONA館)、アメリカパビリオン。2週間前の事前予約抽選は、日本館とPASONA館に絞って時間を変えて抽選に臨むも全て落選。3日前の空き予約で何とかTECH WORLDの予約が取れる。


●舞洲

※写真をクリックすると大きな画像が表示されます

当日は極力渋滞を避けるため、5時に出発する予定で4時にアラームをセットするも、遠足前の子どものように3:30頃起床(笑)。

ごそごそしているうちにみんな起きてきて、予定通り5時に出発する。阪神高速で渋滞はあったものの、予定よりやや早めの7:50に舞洲駐車場Aに到着。

シャトルバスは8:00が始発のようで、2便待って8:08の便に乗車する。乗ったのは自動運転ではなく、電気バスでかなりの安全運転。

●西ゲートから入場

15分ほどかかって西ゲートのバス停に到着。既に多くの人が入場待ちをしている。

列は2度ばかり移動させられるんだけど、せっかく列になってるのがぐちゃぐちゃになったりするんだよね。ズルする人もいたりして、そういうのにちょっとイラッとする。

8:57に開門して9:07に入場する。空港並みのセキュリティチェックだけど、列によって進み具合はマチマチで、セキュリティの人もまだ慣れていないなって感じ。事実、会場内に持ち込み禁止のはずの自撮り棒を持ってる人がいたからね。

入ってすぐにガンダムが目に付いたので、写真を撮っておく。ガンダムのパビリオンは午後から当日予約枠が開放されるそうだけど、競争率が高そうなので今回はパスかな。

●PASONA館

ガンダムの向かいのPASONA館は、一般入場が少なそうだったので列に並んでみる。

あれあれ、何と10分弱で入館することができた。

まずは生命進化の樹というのがあり、続いてブラックジャックがアトムにiPS心臓を移植という映像を視聴。

ここで一番見たかったのがこのiPS心筋細胞。小っちゃいポテチくらいの心筋細胞が脈打っている。

ヒトへの移植までのハードルはまだまだ高いだろうけど、着実に一歩ずつ進んでいる気がした。

NATUREVERSEショー。

初っ端からなかなか楽しむことができた。

ミャクミャク。

自然派生的に列ができていて、次の人がシャッターを切るという暗黙のルールで順番に写真を撮ってるんだけど、ウチの番になった時に横から入ってきて写真を撮り始める母娘(推定70歳台と50歳台)がいたんだよね。

●アメリカパビリオン

勢いに乗ってアメリカパビリオンに行ってみようということになり、ダウンロードしておいたEXPO2025 Personal Agentというアプリのナビ機能を使ったんだけど、これを含めて公式アプリはイマイチ使い勝手が悪いんだよね。スタッフに聞きながら何とかたどり着いて10:11にアメリカ館の列に並ぶ。

一時間くらいかかるかな?と思っていたけど、意外にも35分待ちで10:46に入館できた。

ちなみにこの待ち時間に当日予約をしてたんだけど、抽選に外れた日本館の予約をすることができた。これで私が見たかった3か所に入れることが確定した。ラッキー!

3か所くらいシアターを回るんだけど、正直イマイチ。ところが、最後のシアターは宇宙に飛び出していくというもので、こらは迫力があってなかなか良かった。

アメリカパビリオンで一番見たかったがこの月の石。

1970年の万博で展示されたモノとは違う石とのこと。当時6歳だったんだったけど、月の石とアポロ、太陽の塔の中、迷子になったこと(笑)は鮮明に覚えている。今度は迷子にならず、2個目の月の石を見ることができた(笑)。

ちなみにこの月の石を見たい人は更に並ぶことになるんだけど、もちろん大半の人はその列に並んでいた。

アメリカパビリオンを出たところのベンチで持参したおにぎりで早めのランチをいただきながら、作戦会議を行なう。

その結果、当日予約できた日本館の近くで入れそうなパビリオンを回ることにした。

ちなみに食べ物の持ち込みはOKで、飲料もペットボトルはOK。食べ物は高くて並ぶことは必至だけど、自販機のペットボトルは良心的な価格だった。

●北欧パビリオン

まずは北欧パビリオンにやって来た。デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5つの北欧諸国の合同パビリオンだね。

11:52に並んで11:59に入館する。

ここはパネルの展示がメイン。

出口で水をいただいた。北欧の水かなと思ったけど、よく見ると日本国内で作られた海洋深層水だった。

続いてやって来たのはポルトガルパビリオンで、この写真は大屋根リングから撮ったものだよ。

でも、中に入るんじゃなくて、エッグタルトが食べたいとのことでフードコーナーに並んだけど、結局エッグタルトは売り切れとのこと。

その間、私はひとり大屋根リングへ上がってみる。写真じゃ分かり難いけど、大屋根リングの骨組みは匠の技だね。

●オーストリアパビリオン

続いて12:25にオーストリアパビリオンに並び、12:44に入館する。

ピアノの自動演奏を聴きながら、日本とオーストリアの結びつきのビデオを見る。

●日本館

私以外はショッピングに出かけ、私は大屋根リング下のベンチで当日予約を試みるもあえなく玉砕。

時間が来たので14時ちょうどに日本館に入館する。

循環がテーマなのかな?こちらはごみからできた水だとか。

全体的にSDG'sの推しが強過ぎる印象。

ここで一番見たかった火星の隕石。

意図がよく分からないけど、微生物を模したキテイちゃん。

これで見たかったPASONA館、アメリカパビリオン、日本館の三つをあっさりとコンプリート。ニュース等ではネガティブな報道が多かったけど、ここまで十二分に楽しむことができている。

ここからは3日前予約で取れたTECH WORLDの予約時間まで、会場のある西ゲート付近の入れそうなパビリオンに行くことにした。せっかくなので大屋根リングを歩いて移動する。

世界最大の木造建築といわれるだけあって、ホントに凄いわ。

●タイパビリオン

4人ともタイラバーなので、まずは15:08にタイパビリオンに並ぶ。たくさんの人がいたので待ち時間が長いかな?と思っていたら、ムエタイダンス?のショーが行われていたので、それを見る人が多かったみたいで、5分ほどで入館することができた。

このパビリオンのメインはムービーの上映。正直内容はショボかったけど、しばらくサワディー♪、マイペンライ♪、サバイディ♪のメロディーが頭から離れなかった(笑)。

ここでユメがタイ人スタッフからタイ語で話しかけられるというハプニング。もちろんユメはタイ語が分かるはずもなく、「ごめんなさい、タイ人かと思った。」とのこと(笑)。

入館当初から漂っていた、ショップコーナー脇のタイ料理キッチンの美味しそうな匂いは堪らんかった。

ただ、ガイヤーンのカオニャオのセット、トムヤムクンが各1,590円、カオソーイが1,490円、ソムタムが1,190円、ビアチャンが690円とかなり強気の価格設定で、現地価格を知る身としては手が出なかった。

●サウジアラビア王国パビリオン

続いて15:49にサウジアラビア王国パビリオンへ。ここも5分ほどで入館できた。

ここは自由に見学できるスタイル。

●インドネシアパビリオン

16:08にインドネシアパビリオンへ。ここは待ち時間無しで入館。

ここも自由に見学できるスタイルで、熱帯雨林を模した空間が広がり、ミニチュアのジャングルの中の都市のジオラマもある。

大屋根リング下のベンチでしばし休憩。

この間に当日予約を試みるも、日本館以降最後まで4人同時に入れる所は出てこなかった。

写真はトイレに行っていた娘夫婦が見つけたひれえびかつサンド。1,200円×2で格安に思えたので買ったとのこと。確かに安く感じられるわな。

●TECH WORLD

16:48にTECH WORLDへ。

日本館は一般入場ができなかったので、今回一般入場の行列を尻目に入場できた唯一のパビリオン。

入場してすぐにスマートウオッチのようなものを貸与される。

前提知識なしで入ったけど、玉山デジタルテック株式会社という国内の企業パビリオンとのこと。

まずはタブレットを使った映像を視聴。

未来シアター。

他には人の動きによって絵が動くAIギャラリーや、ナノスプレーを使って万博のロゴが描かれた本物の胡蝶蘭などが展示されていた。

最後にスマートウオッチのようなもので、どのセクションで興奮したのかが分かるようになっていた。

国内の企業パビリオンにカテゴライズされてるけど、内容は台湾のものなので、政治的な力学が働いてるんだろうね。

●スペインパビリオン

続いて17:38にスペインパビリオンへ。ここも待ち時間なし。

海洋がテーマなのかな。

一番惹かれたのが出口の手前のバル(笑)。

でも、クルマの運転があるのでガマン。

●ドイツパビリオン

17:57にドイツパビリオンへ。ここは行列ができていて、30分ほど待って入館。

入り口でマスコットキャラクターのサーキュラーを渡される。各セクションにあるポインターに頭をピッと触れると説明してくれるんだよね。なかなかかわいい。

ここもSDG's推しなんだけど、ドイツらしくコンパクトにまとまってる感じ。

●ルクセンブルクパビリオン

最後に入ったのがルクセンブルクパビリオン。18:47に並び、15分ほど待って入館。

最初は多様なルクセンブルクの紹介からなんだけど、最後のプロジェクションマッピングは圧巻だった。みんなが座っているのはネットで、その下も画像が流れているんだよね。

●大屋根リング

最後に大屋根リングに登っておく。

大屋根リングからの景色。

ガンダムにも挨拶をしておく。

みんながおみやげを買っている間、「帰りのシャトルバスも予約が必要」とあったので予約を試みるも、どの便も×になっているじゃんか。駐車場までタクシーか?

最後に7-ELEVENでパンとお菓子、飲み物を買って20:26に万博会場をあとにする。

バス停に行くと何のチェックもなく、フツーにシャトルバス乗ることができた。そりゃそうだよね。

20:48に舞洲の駐車場を後にして、途中からみんな寝てたこともあって22:51に無事帰宅。


1970年の大阪万博、2005年の愛・地球博以来これで3つ目の万博に来ることができた。マスコミからは酷評されている万博だけど、予想外に長時間並ぶこともなく、目標の3か所を含む12か所ものパビリオンを回ることができ、私たち家族はかなり楽しむことができた。(^^)v。


<<参考>>
この日の入場者数は99,638人(うち関係者17,352人)で、4月13日の開幕日以降3番目に多い入場者数とのこと。


-おしまい-


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