天気がすぐれなかったこともあって冷え込みはほとんどなく、川のせせらぎをテントの中で聞きながら惰眠を貪っていたら、ドーンという轟音が響き渡りました。あとから聞いた話によると、加茂大祭の号令の合図で、５時３０分頃だったそうです。

そして朝食は手っ取り早くシリアルとベーコンエッグ、トマトですませました。

何とテントのフライにつくつくほうしがとまっていました。いくら温暖化とはいえ、夏休み終盤の風物詩と思ってたつくつくほうしを１０月中旬に見るとは思いもよりませんでした。何か狂ってきているのでしょうか？？？

キャンプ場から車で１５分くらいの備前加茂総社宮に、加茂大祭のメインイベントを見に出かけました。町内８箇所から次々と神輿が集まってきますが、出発が遅かったもののその最後の１つが境内に入って様子を見ることができました。

境内は樹齢５００年を越える杉や檜があり、本宮から左右に４台ずつの神輿が納められていました。

加茂大祭には町内外を問わず、実に多くの方が訪れていました。

また、地元放送局のＴＶカメラや記者の姿も見受けられました。

キャンプ場に戻り、昼食を取ってから撤収を始めましたが、子供たちはカードゲームに熱中し、雨足も強まったことからゆっくりと撤収することにしました。

３時過ぎにキャンプ場をあとにし、途中ラーバニスト小森の里で温泉に入って濡れた体を暖めようと立ち寄りましたが、加茂大祭のためか営業していませんでした。

今回はいつものキャンプの楽しさに加え、お祭りで地元の方々と接することのできたキャンプでした。