海外通販のデメリット

■輸入税

輸入税は、関税＋消費税＋通関手数料（200円）です。

関税は商品代金＋送料等合計額の70〜80%に関税率を乗じますが、税率はものによってまちまちで、ほとんどのキャンプ道具は5%前後もしくは無税になっています。ただし、革製品や靴、バッグなどは商品代金の30%もしくは4,800円のどちらか高い方が課税されるケースがあるそうです。これらは税率が高いので特に気をつけてください。

確実ではありませんが、船便や航空便でも1万円以下の場合は税金がかからないようです。実際には1万5千円くらいまでなら無税になることが多いようです。ただし、国際宅急便の場合は金額にかかわらず、税金がかかるケースが多いそうです。

輸入税の有無については運次第というところですが、私の場合、輸入税を支払った確率は2〜3割程度です。

関税に関する詳細は日本貿易振興機構（JETRO）のサイトを参照してください。

【事例】

我が家がキャンプ道具を購入した際輸入税がかかりました。後日知人から同じものが欲しいというので再度購入しましたが、その時は無税でした。

■時間がかかる

一般的に航空便で2週間、船便だと2ヶ月くらいかかるといわれています。我が家の場合は今までオーダーしてから前者で5〜7日間、後者で3〜4週間で届いています。

また、アメリカではバックオーダー制の商習慣があるので、そちらも計算に入れておいた方がいいでしょう。

■送料

国内のショップの送料は\10,000以上買うと無料だったり、有料でも\500程度だと思います。

私が今まで利用した海外通販では商品の合計金額によって送料が決まるケースがほとんどで、商品の合計金額が少ないほど送料は割高になっています。中には実費のケースもありました。また、利用したことはありませんが、重量と金額によって送料が決まっているショップもあります。

いずれにしても送料はショップによって異なるので、各ショップの「Shipping」に関する項目をご覧ください。

■為替

代金は国際クレジット（VISAやMASTERが一般的）で支払いますが、金額は決済日の為替相場によって左右されます。一般的に手数料として為替相場に2〜3円上乗せした金額で引き落としされるようです。

円高ドル安に傾けば為替相場はメリットには成り得ますが、ギャンブル的なリスクがあるという面でデメリットの項に入れました。